千葉県の高校入試は以下の手順で進めます。①内申点に従って併願の確約、②チャレンジ私立の選定、③公立受験、まぁ、本当に大まかな流れですがこれが一般的です。
そのうち、①の内申点は中学校が出した通知表が基準になります。でもこの数値、本当に正しいのか極めて疑問です。特に私の立場のように多くの通知表と模擬試験結果を見ることができる人間にとって信憑性ゼロの数字と言わざるを得ません。
例えば、『3年間オール5』と聞くとどのような生徒像をイメージされますか? ほとんどは『勉強が良く出来る生徒像』をイメージされると思います。しかし実像は違います。
実際にこれまでウン十年学習塾業務に携わってきて本当に幅広い成績の生徒さんがいました。その中でも3年間オール5の生徒さんは数人いたのですが3割程は模試結果で偏差値50以下。当初は結構衝撃的でした。
面白いことに3年間オール5の生徒さんより毎年オール5から1~3くらい欠けている生徒さんの方が好成績であること。先生方の忖度がない分、こちらの方が真実味があるのかもしれません。
斯様に根拠のない数字をもとに①の併願確約が決まってしまうのはやっぱり不本意です。そのような声からか、山梨県の一部公立高校では内申書不要の高校入試を昨年度から始めています。
もともとは別のニーズから始まったもののようですが、今後はこの動きが広がってくれると良いなと個人的に考えています。テストの結果は根拠のある数字ですから。。。
一方で中学校の出す内申点(つまり根拠のない数字)について異常なまでに拘泥する私立高校もあります。話を聞くとそちらの入試広報は元中学校教員、まぁ仕方ないと言えばそれまでですが…時代には取り残されていきますよね!?
しかし3年後、つまり大学受験ではどちらの生徒さんが笑顔になれるかまで考えると。。。正解は自ずと決まってくるように感じます。担当者の保身・我が身可愛さが生徒さんの未来を歪めていることに気付いてほしいと思います。
来たれ! 新年度生!!

