1295章で中学受験の話題中、燃え尽き症候群について触れました。燃え尽き症候群は中学・高校・大学とそれぞれの受験で見られますが、中学受験でのそれが一番顕著ではないかと思います。
燃え尽き症候群とは一般的に『仕事や勉強に高い意欲で取り組んでいた人が、目標を乗り越えたとたん、突然意欲や熱意を失ってしまう状態』を指します。ここでは受験を終えて呆然とした状態について述べていきたいと思います。
受験における燃え尽き症候群はなぜ起きるのでしょう。大きな原因は過度な負荷です。受験合格を目指して1日3~5時間も勉強する小学生、何も感じないと思いますか!? 大きな負荷と思いませんか!?
しかしその負荷も『受験が終わるまで』『合格できるまで』と考えれば何とか耐えられるものなのです。それが受験の魔力なのではないでしょうか。
その上で周りの大人も『受験まで』『合格まで』と励ましてしまいがち。気持ちは理解できますがそれでは燃え尽きてくださいと言わんばかりです。
本来なら中学入学はスタートラインに立ったばかりです。そこをゴールと誤認させてはいけません。中学受験をするほどのお子さんならなおさらです。利発なお子さんほど先に目を向けさせるべきです。
私立中学校に通うメリットの半面、そのデメリットも注目させたいものです。その一つが『公立以上の競争の厳しさ』です。一定以上の学力と学習意識がある生徒さんが集ったのですから当然ですが。。。
一方で学力は入試というフルイに掛けられているため、一定幅に収まるケースが殆どです。つまり順位を上げたいと思えば少し努力量を増やせばいいし、努力量が減れば順位はガクンと下がります。
公立だとそうはいきません。上は偏差値70越え、下は…となるわけですから。。。それで劇的な下剋上は…厳しいかな。。。そんな中で限界を感じてしまい、勉強が嫌になりがちです。
この時期、中学受験の入試結果ばかりが広告紙面やWEB上に踊ります。しかし中学受験の本質は目指す中学に入って納得いく3年間を過ごすことです。そこまで大人が考えなくてはなりません。
だからこそ受験勉強中も『ゴールは入学後の遥か先にある』ことを上手に伝えなくてはなりません。安易に『受験まで』『合格まで』と伝えることは入学後の可能性さえ潰すことになるのです。
中学受験って難しい・中学受験なんて簡単、それぞれの意見があると思いますがそれらを含めたご説明は随時行っています。ご希望があればお気軽に教室までお問い合わせください。
本日は2026年2月1日、東京の私立中学入試解禁日です。本日がむしゃらに取り組んでいる受験生諸君が一人残らず燃え尽きずに3年間・6件間を走り抜けられますように!
来たれ! 新入生!!

