column_archive_header_s
1299 言葉より観察

1299 言葉より観察

よく近隣の塾仲間から『〇〇〇(テキスト名)の△ページの問題、どうやって解説します!?』という連絡を貰います。当教室が会社組織だったときは教務担当教室だったこともあり未だにそう言った問い合わせが。。。有難いことです。

でもこれ、本当に私の主観なのですが…

説明すべき言葉を羅列するならそのテキストに付属している解説で十分です。それ以上の説明はありません。しかしそれを読んでも(読ませても)理解に至らず…と連絡を頂くのです。

 

そう言った状況に陥りがちな問題は複合的な要素が重なっている出題が多く見られます。つまり『一つの要素や定理だけでは解けず、他の要素も絡めて…』となっているとか。。。

例えば、英語学習では文法事項を一つずつ学習していきます。時制など並行して考えねばならぬものもありますが、学校の授業では例外です。しかし…

実践問題になると仮定法と不定詞や関係代名詞を融合させ、さらに…となることも決して稀ではありません。それらを通り一遍の解説文や口頭の説明で理解出来たら…ウ~ン。。。

生徒さんがなかなか理解できない時は何かしらの原因が必ずあります。上記の例で言えば『仮定法や不定詞は理解できているけど、関係代名詞はまだ解き慣れておらず…』となることが非常に目につきます。

そうなると我々に必要なことは説明の言葉ではなく、生徒さんの到達度を測る観察眼です。状態を正確に捉えて的確な指導方針を打ち出すべきです。

観察だったら家でも…これは正しい見方です。ただ、観察には主観的観察客観的観察が必要です。特に勉強・学力は客観的判断・評価が求められます。だからこそ第三者の判断が求められるのです。

 

『センセ~はさぁ… シツコイよね!』『解っていても何度も説明するし、その都度念押しするし…』よく言われますがこれも大事なことです。生徒さんは解っている、でも得点化出来ていない。これは実は理解できている状態ではありません。

これも客観的な観察が出来ていないために起こることです。だからこそ『解っていると思いたいプライドは慮りつつしつこく繰り返し要点を説く』ことで改善を図るのです。

 

私が思うに解けない問題を乗り越えさせること自体は決して難しいこと・大変なことではないと考えています。ただし適正な観察・分析があってこそ。それがないと無駄な説明を重ねた挙句『解ってくれなくて…』と嘆くようになるのでは。。。

 

繰り返しますが、テキストの解説以上の解説は理論上ありません。そして我々人間がすべきことは生徒さんを観察してどの点に重心を置いた解説をするか判断することです。

ご家庭でお子様を教えておられるご家庭の方々は塾での指導方法覗きに来られることも歓迎します。ちょっとした違いですが、それが3か月後・半年後には大きな差になることなのです。

 

来たれ 新入会生!!