千葉県では中学入試に『優先入試』『第一志望入試』というシステムがあります。小欄では『優先入試』と称します。これは合格したら必ず入学、を前提に受験するシステムです。

千葉県の一般中学入試解禁日は1月20日、近隣では埼玉が1月10日、東京が2月1日になります。また、千葉県独自のシステム（千葉県だけではありませんが。。。）である優先入試が12月1日解禁となります。

千葉県の中学入試、近年の顕著な動きとして優先入試受験者の増加が挙げられます。特に中堅校にその傾向が強いように感じます。裏を返せばじっくりと時間をかけて準備している受験生はより高い志望校を目指すために一般入試を…と考えているようです。

特に今年注目の数字は八千代松陰中学校の＋95名の志願増です。同校はAEM・IGSの種別の異なる特進コースとLRコースがあり、より細かい指導が可能となることも人気の要因ではないでしょうか。

一方親御さん世代の見方。中学受験はどうしても親御さん主導で志望校・受験校選択が行われます。親御さん世代の評価として八千代松陰は決して芳しいものではない筈。

『松陰の中学校に入れるためにそんなに勉強するの！？』これが偽らざる気持ちだと思います。しかし現在の八千代松陰高校は千葉県でも屈指の高校になっています。数十年前の評価とは違う学校です。この点はよくご確認頂くべきかと思います。

 

最近よく頂くお問い合わせがこの類なのではないでしょうか。『ちょっと思い立ったことだけど、最近中学受験に興味を持ったので、とりあえず八千代松陰を目指そうかと…』

その認識、ちょっと待ったと叫びたくなります。ゼロから数か月でたどり着けるほど安易な道ではありません。その点は良くご検討頂く必要があると思います。

半面、これは教室自慢になってしまいますが… 当教室から八千代松陰を志した生徒さん、私が赴任以来ずっと連勝を続けています。かれこれ15年に渡ります。これは…これは教室内の重要な秘密事項です。

秘密の一部を披瀝しますと。。。これは出題傾向にあります。八千代松陰中学校は他の上位中学校と違って目指す生徒像に沿った出題をしています。その点を徹底的に攻めればやがて突破口は見える筈です。

 

中学受験は情報戦です。しかも今通っている小学校から情報が出ることはありません。その情報をいかに集め、自分のものとして消化して生かしていくか、これは勉強を進めることと並行して大切なこと、そして大変なことです。

LS WILLはそんな受験生を応援したいと思っています。

 

来たれ！ 冬期講習生！！