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1287 進学先の出会い

1287 進学先の出会い

先日、私立高校入試広報ご担当の先生との雑談で興味深い話を伺いました。その先生の学校は地域でも有数の受験者数を誇る学校です。学校の所在している市の内外から多くの受験生が挑戦する学校です。

『受験生に話を聞くと高校で同じ中学の同級生会いたい・会いたくないは両極端に分かれるなぁ。。。』とのこと。なぜか、中間は皆無だそうです。

では、会いたい・会いたくないはどのように分かれているのでしょうか。これ、一律ではないそうです。中学校生活が楽しかった、だから高校も…となれば会いたいのでは。。。

これは私が浅はかでした。中学校は楽しかった、だから高校も新しい友達と楽しい時間を…と考える生徒さんも決して少数派ではないそうです。そうなると会いたくないではなく新しい仲間に会うために…という断りが必要になるのです。

一方、中学時代は嫌な思い出がある、だから同級生とは…というケースもあります。これはちょっと切ない理由です。でも、嫌な思いを跳ね返すために自分の進路を切り開く努力をしたならそれは吉に転じさせた努力ではないでしょうか。

 

実は個別指導塾には昔から『嫌な思いを跳ね返すための努力』をする生徒さんが一定数在籍します。これまで私とご縁があった教室にも必ず数人は。。。だからそんなキミを応援したい気持ちが自然に沸きます。

中には『小学生時代に嫌なことがあって…』と中学受験をした生徒さんの指導経験もあります。これも切ない。意図した受験ではない、でもこれまでの計画以上の結果を出さなくてはならない、そんな受験だからです。

 

『受験だ! 頑張ろう!!』などという単純なものではありません。だからと言って私がそこに入り込むのもどうかと思います。適切な距離感はどの位置なのかいつも迷っています。

世間的な評価は未だ低いのですが、受験は自分の人生を大きく変える要素です。決して安穏と臨めるものではありません。それを理解して欲しいと思う反面、過度に評価することも正しくありません。

ただ一つ言えること、それは受験が頑張りを評価するシステムであるということです。中1から頑張れば内申点が上がり、受験に大きなプラスとなります。コツコツ覚えることも多いのですが、それはやったかやらないかです。

 

それらを踏まえて自分の望む最高の進路を掴み取って欲しいと思います。LS WILLは最善のバックアップをお約束します。

 

来たれ 冬期入会生!!