前章では読む本をきちんと選んだ上で読解力の増強に努めようという話でした。しかし現実問題として読解に没頭するためには30分~1時間が最低でも必要です。それって現実的でしょうか。
現実的には隙間時間を見つけてちょっとずつ読み進めるようになると思います。しかしそれでは思ったほどの読解力がつきません。これは筆者の望む方法で読んでいないからではないかと思います。
それでは短時間にきっちり読み込むように作られた文章は何でしょう。その代表格が新聞の論評です。今でも本屋さんには『○○新聞の○声○語を書き写そう』のような特製ノートが販売されています。
一時期は大学入試に引っ張りだこだった新聞論評、昨今は政治色があることから敬遠されています。しかし文章自体は超一流です。また、文章量も1,400~2,000字と適量なのです。
しかしこの学習方法、昨今は廃れつつあります。原因は『紙の新聞離れ』です。新聞の発行量も減るばかり。地域によっては新聞の定期購読率が2割の地区もあります。そこに新聞を取れとはなかなか言えず。。。これが前章冒頭の『時代に逆行した』という言葉の意味です。
毎日良質な文章を読むことが出来るメリットはとても大きいと思います。それに加えて国内外の情勢を得られるいうおまけもついてきます。おまけというほど小さくはありませんが。。。
読解力をつけるには新聞の評論を毎日読むことが一番の手段なのではないでしょうか。それはキミの日々の頑張りを飛躍的に伸ばすものかもしれません。近道ではありませんが、日々の積み重ねに勝るものはないと思うのです。
この夏、キミが決定的に変わりたいのなら是非ともお勧めしたい学習方法だと思っています。
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