千葉県は従来から公立高校志向が非常に強い地域です。近隣都県を見ると東京・神奈川は私立志向なのに対し、埼玉・茨城は公立志向が強いようです。
しかし2026年度入試はそのままの考えが通用しなくなるかもしれず、中学校や学習塾、受け入れる高校も受験生の動向に注視しているような状態です。
現時点ではまだ大きな動きは出ていません。多くの公立中学校は第一回進路説明会を6月に予定しており、それまではあまり大きな動きが出ないのではないかと思っています。
注目を集める高校無償化に対する政策立法も遅々としている状態です。もしかしたら高校無償化は無くなる…そんな可能性もまだゼロではありません。それでは決められずとも致し方ないような。。。
また、未だに誤解が多いようですが、高校無償化は私立高校の入学にかかる全ての経費が無償化、ではないものと見込まれています。入学金・施設にかかる費用などは従来通り掛かる見込みになっています。
それらを踏まえると『楽だから私立でいいや…』と考えるのは如何なものでしょうか。確かに多くの私立高校は一定の内申点さえ取れれば合格確約が貰えます。でも、それがキミの将来にプラスになるかは。。。!?
また、高校無償化の決定が遅れている影響があるかもしれませんが。。。今年の受験生は志望校検討が例年よりゆっくりな感じが見受けられます。
まだ先だから…と思っているキミへアドバイス。近隣だと八千代松陰高校の文化祭は5/30・31、千葉英和高校の文化祭は7/18・19です。説明会だけより文化祭で生の先輩方の姿も見た方が。。。
現在国会で論議されている高校無償化が遅れている原因の全てとは言いませんが、受験生を惑わしていることは事実です。何より教育サービスの政治利用は…これは別の機会に述べましょう。
お金の話はもちろん大事な話です。しかしその一面だけでキミの将来に関わることを決めてしまうのは少し怖い気がします。もっと検討すべき面があるのにそれは置き去りとは。。。
将来目指したい姿が決まっているキミにはそれらに惑わされずに自身の道を切り開いてほしいと思います。その経験はこれから先の人生にきっと大きな財産となる筈です。
志望進路の決め方や高校無償化のシステムが分かりにくいというお声もよく耳にします。お気軽にLS WILLまでご相談ください。高校進学やその先についてもお伝えしたいことがたくさんあります。
来たれ! 新入会生!!