始まりの季節、誰もが好スタートを期していると思います。しかし何をやればいいのか分からずに時間が過ぎて…となってしまいませんか!? それではいつもの年と変わりません。
いつもの年と同じ、これはあまり良い表現では使わないようです。良い年が続いた場合は『いつもの…』とは言わないようです。隠れたネガティヴ表現だと思います。
そうせぬために今出来ること、を考えましょう。それが教科書と一緒に配られた学校ワークです。学校ワーク、試験前に詰め込みでやるだけの教材、と思っていませんか?
学校で配布されるワークはとっても良くできた教材だと思います。基礎の充実には最適です。コツコツやるにはもってこいの教材です。だからこそ少し退屈に感じるかも。。。
学校の副教材という性質上、どうしても基礎に比重が行きがちです。ところどころに入試過去問や刺激的な新傾向問題が顔を出しますが、周りの問題とのギャップが激しく必要以上に難しく感じてしまうようです。立ち止まらせてしまう問題があると進めるのが嫌になるかも。。。
しかしワークは学校授業が始まるこの時期にスタートさせて欲しいと思います。多くの中学生に経験があるように試験前(もしくは提出指定日前)に慌ててやっても効果は期待できないからです。
学校授業に併せて復習の補助として毎日進められれば理想です。しかしそう上手くは行かないもの、どうしても溜まってしまいます。それなら別の方法を考えましょう。
復習のツールとしての活用が難しいならスタートダッシュに活用することも良いのではと思います。上述の通り、比較的平易な問題が多いので授業に臨む準備内容としても最適です。
数学で特に目立ちますが、どうしても解けない問題も必ずあるはず。それに限っては学校授業で解決を目指せばいいと思います。勿論塾で質問してくれることも歓迎です。
何より今から取り組めば試験前にワークで手一杯…と言う状況を回避できます。試験前にはやりたいことが山ほどあります。それらは試験直前でないとできないこともあります。それがワークで潰されると。。。
試験内容にワーク提出が加味されている場合、ワーク完成は最優先して行わなくてはなりません。それを終わらせずして次には進められません。何をおいてもこれから始めるべきなのです。
また、ワークの完成を作業だけで済ませては勿体ないと思います。平たく言えば提出のために完成させるのか、自分の力を向上させるためかという意味です。やる内容が同じでもベクトルは全く異なります。
特に単元別漢字はとりあえずやった場合と計画的に習得を目的としてやった場合は雲泥の差が付きます。とりあえず…と言う場合はほぼ力にならないでしょう。反対に習得目的で進めれば直接テストの結果に結び付けられます。
こてはし台中学校の定期試験では毎回漢字が20問程度出題されます。これを100%得点化するのと50%しか得点に出来ないのは大きな差になります。しかしやっつけで済ませたワークでは5割、良くても8割が限界です。
そうならぬために計画的な学習が求められます。漢字の勉強はそれほど苦痛ではないですよね!? ただ、毎日積み重ねることが大変なのです。でも、それが出来るようになれば君の学習習慣は大きく変わる筈です。
ここから先、家庭学習で完結させる方法は私の引き出しにはありません。それを管理するのが塾の役割だと思っているからです。でも、管理する人がきちんとコントロールできればそれは習慣となり、力となります。
だまされた…でも構いません。去年ワークに悪戦苦闘したキミは今日からワークを2ページずつ進めてみませんか。試験前にこれまでよりちょっとでも余裕が出来たらそれはキミの進歩です。
来たれ! 新入会生!!