学校の新年度になると様々な持ち物が変わります。教科書はもちろんですが、それに合わせてノートや文房具を変える人も多く見られます。新しいものに囲まれた生活はやっぱり新鮮です。
ただ、学校で使うものはどうしても他の人と同じものが多くあります。そうすると取違いが起きてしまうのでそれを防止するために記名が必要になるのです。
最近はシールも多いのですが、やっぱり自筆で気持ちを込めて自分の名前を書きたいものです。まぁ、そう考えるのは頭が古いのかなぁ。。。そんなことも思いながら。。。
よく言われる言葉ですが、『名前は親から貰う最初のプレゼント』という言葉。確かにその通りです。親御さんとしてはお気持ちを込める最初のこと、なのでしょう。
中には。。。これは私の友達の言葉なのですが…『名前ってさぁ、子供の意見を取り入れられないよね!』『これって親が子に掛ける最初のエゴだよね!!』
彼、別に悪気があって言ったわけではありません。彼の息子さんを名付けるときにとても迷ったそうです。それに思いが余って…と言う背景がありました。
彼の言わんとすることは良く分かります。それだけ名付けには思いを込め、思いを巡らすのです。だからこそキミたちにはその名前を大切にして欲しいと切望します。
なにも名前の通りの人間になる必要はないと思います。しかし、自分の名前を大切に思えば自然とそんな大人になれるのではないでしょうか。それほど肩肘を張らずともキミたちの名前が進むべき方向に導いてくれるはず。。。
小中学生、高校生のキミたちが今すべきことはキミたちの名前を大切にすること、そして大切な名前を丁寧に新しい教科書やノートに書くことです。
来たれ! 新入生!!