中学受験が過熱し、毎年の風物詩にまでなっています。20年ほど前は千葉県は公立高校上位信仰が根強いために定着するのかどうかとも言われましたがあっという間でした。
中学受験には賛否両論があります。中学校は公教育なのに、小学生の内から塾に通わせるなんて。。。といった論調が未だにあります。しかしこれは現状を把握できていない机上論と感じます。
そんな中で私立中学校・中学受験が市民権を得て、公立高校も中学校を付設しています。さらには上位校において募集の主軸を中学入試に移していることにも気付かされます。
千葉県のトップ私立高校である渋谷教育学園幕張高校(通称『渋幕』)が2026年入試から高校募集定員を1クラス分に減らすことが発表されています。
渋幕と双璧をなしていた東邦大学付属高校も高校募集を停止して中高一貫校にシフトしています。独自カリキュラムで6年間の学習を計画的に遂行するとの観点からの判断です。
都内の私立高校に目を移すといわゆる『男子御三家』『女子御三家』のうちで高校募集を行っているのは開成高校だけです。募集の人員も1クラス分となっています。
女子御三家を追随するポジションの豊島岡女子学園も高校募集を停止しました。こちらは『高入生は結果が出ない』『東大合格生は中入生だけだった』と分かりやすい姿勢でした。
ここで誤解を防ぐため。。。高校は大学進学のためだけにあるものではありません。しかし、それを求めている受験生やそのご家族が多いのも事実。それに応えるための学校、との棲み分けも必要なのではないでしょうか。
ただ、その進路選択が早期化したことは念頭に置くべきです。小中とのんびり過ごしました・高校受験になって慌てて上位・トップ校を目指しても。。。選択肢は驚くほど狭まっています。
私立中学は高校と違って補助金制度も殆どないのが現実です。その上、受験には通塾などの準備も必要となります。そうなると経済的な計画・準備も求められます。
それでも。。。高校受験を迎えるころに『そんなはずでは。。。』とならぬような準備は必要です。中学受験はその選択肢の一つです。
何となく公立中学に…ではなく『公立・私立を較べて公立に行く』決断が後のために必要となります。冒頭から私立中学という選択肢を考えないと将来的な禍根を残すこともありえます。
ガンバレ! 受験生!!