表題はいささか鮮度に欠ける話題です。しかしいざ受験生になってみるとどう判断すべきか迷う問題でもあります。事実、毎年のように『どうしたらいいですか?』と保護者様からご質問頂きます。
確かに難しい問題です。画一的に『こうすべき!』と言えるようなものではありません。これはご家庭の意思、特にご当人の意思を最大限尊重すべきだと思います。
生徒さんによって学校に行った方が効率を上げられる生徒さんも逆の生徒さんもいます。学校が良いストレス解消になる場合も、逆に溜まってしまう場合もあります。だからこそご家庭できちんと話し合って決めるべきだと思います。
また、今年もインフルエンザが猛威を振るっています。これに対する予防という面も見逃してはなりません。中学受験だとまだご本人にも十分な体力が備わっておらず心配。。。というお声も聞きます。
クラスや学校でインフルエンザなどが流行り出したら迷わず休む選択をすべきです。この時期はどうしてもご本人だけに注意が注がれてしまいますが、ご家庭からも広い視野で判断すべきと思います。
ただ、学校生活が残り僅かであることも考えてあげたいものです。春になれば会えなくなってしまう友達も多い筈。そんな中で心残りを作ったまま受験に臨むのは逆効果になりかねません。
学校生活が終わっても次の学校生活がある、そう考えるのは大人の身勝手です。一つ一つを大切に過ごして欲しい、今の学校を笑顔のまま卒業して欲しい、そんな思いで考えてあげて欲しいと思います。
ただ、学校に通う選択をした場合はくれぐれも体調管理には注意するようお声掛けされるべきです。特に小学生の男の子は『手洗い・マスク』を嫌うお子さんが多いように感じます。
また、ご家族様におかれましても感染防止の習慣を今一度思い出していただき、徹底すべきです。家族の中で…というケース、実は非常に目立ちます。それがご本人に感染しなくても気持ちが冷めてしまいます。
当教室に通っている生徒さんには相応の助言ができると思います。それなりに生徒さんやご家庭を見ているつもりなので。。。そして様々なケースがあるからこそ一律には応えられないと感じています。
受験生の皆さん、ご家族の皆様、受験まであとほんの少しです。ここから先、わずかな悔恨も残さぬような生活で受験を乗り切って欲しいと切に願っています。
ガンバレ! 受験生!