試験直前の日曜日、恒例の教室開放・自習会を行って中学生の気分を高めることは中学生にとって大切なイベントです。気持ちを高めることも学習塾にとっての大切な仕事ではないでしょうか。
自習開放の勉強内容は普段の学習がどのように行われているかが良く分かる数少ない機会です。どのような手順で取り組んでいるのか、実はコッソリと確認しています。
いきなり学校ワークを出して取り組む生徒さん、漢字や単語などの基礎学習を冒頭に行う生徒さん、何をして良いか周りの様子をうかがう生徒さんなど様々です。
しかし一定期間通塾した生徒さんは大体同様のルーティンで取り組んでいるようです。これは興味深いことですね。最初に基礎学習、ある程度の暖機運転ができたら本格的にワークなどを…という生徒さんが主流になっていきます。
学習スタイルが一定化されるとそこから先の伸びも順調になることが多いように感じます。逆に次は何をやったら…と迷っている生徒さんはまだまだ波があるように感じます。
一番苦労するのは我の強いタイプの生徒さん。自分自身がこれ!と思ったやり方に固執して柔軟な対応が取れないケースが多いように感じられます。同じ科目でも範囲が科終わると途端に点数が…という場合はこのケースを疑ってみる必要があります。
また、これも結構あるのですが流言に惑わされるケースも多いように感じます。この根源は学習塾のコマーシャルでは…と思います。『簡単にテスト対策』『たった○○時間で5コマを全網羅』これ、物理的に無理です。
LS WILLは他の学習塾に比べてテスト対策を厚く計画します。これにはいろいろな論拠がありますがこれは今回割愛しまして。。。それに比べて例えば『たった3コマで完璧な対策!』と謳われれば『??』となるのは当然です。
でも…結果まで見て欲しいと思います。当地区の母体中学校、進学実績は厳しいです。その中でこの実績(実績は教室にご来校頂ければご覧頂けます)を出すのは相応の方法が必要です。その一つが厚いテスト対策なのです。
営業面を見れば『たった○○コマで。。。』とした方が宣伝効果はあります。しかしそこに誠実さはないと思います。学習塾が向き合うべきものは営業的成功ではなく、生徒さん個々の将来ではないかと思います。
テスト対策一つをとっても学習塾によって考え方が異なります。その中でLS WILLは『生徒さんが掴み取りたい将来像に必要な点数・評価』に拘りたいと思います。そこには建前や営業的手法が入り込んではいけないと思うのです。