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1197 タイパ・コスパか、ゆとりか!?

1197 タイパ・コスパか、ゆとりか!?

今やすっかり市民権を得たタイパ・コスパという言葉。もともとは時間対効果・費用対効果という言葉を英語風に言い換えたタイムパフォーマンス・コストパフォーマンスが語源となっています。

かたやゆとりという言葉も。。。こちらはゆとり教育から発せられる余り宜しくないイメージが先行しています。本来は余裕のあるものと言い換えればいいのでしょうか。

 

学習・受験にはこの一見相反する『タイパ・コスパ』『ゆとり』の双方が必要だと思います。タイパ・コスパという言葉を効率・要領という言葉に置き換えると納得できると思います。

毎日の勉強、まじめにコツコツと取り組んでいてもなかなか結果に結びつかないという声を聴くことがあります。よくよく聞いてみると勉強の焦点がずれていた・定期試験対策なのに入試対策のように取り組んでいた、等々。。。

試験対策学習の効率・要領を上げるために必要なこと、これは学習計画です。中学生が定期試験ごとに試験ファイルに作成しているアレです。結構多いのは『学校の先生に見せるため』『提出するため』に作成している、という感じでは!?

更に話を聞くと計画通りに進んだことはないし、そもそも計画を意識して勉強しなかった、という意見が多いこと。。。これでは活きた活用ではないように思います。

これ、反論も多く見られます。『試験範囲が分かるのは1~2週間前。それじゃ期間が短すぎて…』という反論が一番多いように思います。確かにそれでは時間が足りません。

でも、試験範囲が発表されてから試験勉強を…というのは少し遅く感じます。試験日が分かっている以上、その日から逆算してある程度の準備をしておくべきと思います。それも『効率・要領』です。

この考えに付随するのがゆとりです。時間的なゆとり早目にスタートすること、期間内は他のこと(遊びや部活動など)をある程度制限することなどが必要になります。

 

こうして考えると試験前に学習計画を立てること、部活動が制限期間となることなども合理的なことだと思います。しかしそれをやらされている止められていると考えると。。。

それらはもっと前向きに捉えるべきではないかと思います。誰しもやらされていること・強制されることには反発してしまいます。しかしそれが自発的なものとなれば捉え方が変わってくるはずです。

こてはし台中学校1・2年生の定期試験まであと2週間です。発想を変えて取り組んでみませんか。取り組む姿勢が変われば自ずと結果も変わってきます。その結果はキミが望みに近づくのではないでしょうか。