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1192 集団社会

1192 集団社会

LSWILLの特徴でもあるのですが、試験前になると生徒さんも楽しみにしている講座があります。それが集団社会です。過去にはこの講座で刺激を受けて日本史に興味を持ち、今では高校の教壇に上がっている先輩もいます。

 

この講座のきっかけは私が赴任した2010年秋、中3受験生が口をそろえて『社会が終わらないんだよ。センセ~、何とかしてよ』と泣きつかれたことが始まりでした。

私が赴任した10月頃、学校授業でやっと公民に入ろうかという進度だったと記憶しています。学校授業に任せておいては終わらないのは明白です。そこで週1コマ、集団形式で公民を完遂させようと進めました。

それを見ていた後輩の1・2年生からも『センセ~、テスト前だけでいいから同じようにやってよ!』とお誘いを貰いました。多くの生徒さんからは『社会の勉強方法が分からなくて困っている』という悩みも同時に貰いました。

 

その時の中3生のように毎週授業をできるのなら全ての内容を網羅することもできます。しかし、試験前の1時間ほどでそれを行うことは難しいことです。

でも。。。集団社会は生徒さんから『絶対やって!!』と強くせがまれます。これ、嬉しいことです。1か月半~2か月の学校授業より私の行う60~90分ほどの講座の方が解るなどと言って貰えるのですから。。。

決してヤマを張っているわけではありません。しかし覚えるべきポイント記述に出がちな出来事などを整理してレクチャーするには90分あれば十分です。勿論その下地は必要ですが、その上を目指すための講座です。

結果として学校の平均点が60点前後なのに塾での平均が90点越え入試での平均点が85点越えという成果を出したこともありました。この講座が生徒さんの役に立っているものと自負しています。

 

毎回の結果が…とはまだまだ至りません。そこは今後も改善していかねばと思っています。しかしこのような結果が出ている現実を自信にしてこれからのテスト対策に臨みたいと思っています。