塾で勉強を進めるとき、塾以外でも家や学校で勉強をする際、ほとんどの小中学生は慌てて早く終わらせようという心理状態になるそうです。なるほど。。。

確かに早く終わらせようという心理は納得できます。早く終わらせて次の問題に・早く終わらせてゆっくりしようなど、早く終わらせることが小中学生にとってのメリットとなるからです。

でもちょっと考えて下さい。『○○ページ終わった』で勉強を終わりにすべきでしょうか。先に進めても済んだページで小さな綻びがあれば後に大変な思いをします。そうしないためにはどうしたら。。。！？

そうしないためには今やっているページ、今やっている問題を100％消化しようとする意識が大切だと思います。特に国語・英語ではその積み重ねがあるかないかでとてつもない差がつきます。

解らない単語や言葉を確認する・読解問題で意味の取れない一文をチェックしておく等々。いずれもその場できちんと処置しなくてはなりません。後でやろうと思ってもなかなかできないからです。

 

LS WILLでは授業開始時に小テストを行います。その際、『漢字テストの一文にある言葉』『単語テストにある他の単語の意味』などを口頭試問します。そうすると…結構あるのです、難しい言葉や解らない言葉。。。

それらをスルーしてしまえばそこには何も生まれません。しかしそれに気付き、改善すれば学習姿勢として長足の進歩が得られます。だからこそ細部に拘って、必要なら時間をかけて欲しいと思います。

 

時間で決める勉強量より学習量で決める勉強量の方が合理的です。しかしそれに1ページを100％理解した上でが付加できると大きな財産になるのではないでしょうか。