先日の私立高校入試説明会でご担当の先生がうっかり喋ったこと、まさに最近の高校入試を的確に言い当てているなと思いました。
その先生、中3のお子さんがいらっしゃるそうです。お子さんに先生の勤務されている学校の入試システムを尋ねたところ、全く見当違いの返事があってびっくりしたそうです。
出願(単願推薦・併願推薦・一般入試)の種別、基準値、加点要素と審議要素、何一つ正しく言い当てたものがなかったそうで。。。
お子さんの情報源は中学校の先生(学年主任? 進路主任?)だそうです。つまり中学校内で『この先生なら知っている』と評価されるべき先生です。それなのに。。。
ただ、その点一つを捕まえて『だから中学校の先生だけでは…』とはできない事情もあります。特に今年はほとんどの学校・項目で大きく変わっているため、致し方ない面も。。。
高校の入試ご担当の先生は『やっぱり受験情報は塾に集まるのかぁ。。。』と嘆息されていました。学校教員の子弟でさえ塾に入れなくてはならないのは不本意、と仰っていましたがそれは本音でしょう。
しかし受験は情報戦です。その情報収集をお子さんだけに任せるのは如何なものかと思います。そしてそんな形での塾の活用法もあると改めて感じました。