夏休みが明け、秋期学習期間に入りました。もっとも秋と言っても形だけのような天候が続いています。夏バテ、熱中症などには十分に注意した生活が必要です。
また、夏休みの乱れた生活を矯正するために朝早起きしての勉強もお勧めです。これは起きるときに少しの勇気が必要ですが、それさえクリアすれば一日の限られた時間を有効に活用出来ます。
受験生と言われ、部活動を引退したキミはそろそろ変わってきましたか!? 未だに…という中3生はもう少数派ではないでしょうか。意識の中で受験という言葉が大きくなっている筈です。
しかし、意識だけが変わっても行動が変わらない・変えられない中3生も多い筈。これにはいくつかの理由が考えられます。
一つ目は周りの目が気になって…というケース。それまであっけらかんと過ごしていたのに急に受験生モードなんて恥ずかしくて。。。そんな声はよく聞きます。でもそれ、キミの将来にプラスですか?
二つ目はやり方が分からないケース。これは簡単です。学校の先生に教えて頂くことが手っ取り早い方法です。塾に通っていればそちらに聞いても良いですよね。まぁ、塾に通っていて分からないは問題ですが。。。
三つ目、気持ちは変わっているけど周りの環境が…というケース。同じ受験生の筈のクラスの雰囲気やクラスメイトとの会話に受験生らしさを全く感じないケース。これ、結構大変かも。。。
特に学校行事前後にはこのような不安を漏らす生徒さんが目立ちます。準備でワイワイ・当日キャーキャー・終わって想い出談義。。。そうしたくなる気持ちも理解します。しかしそこにも受験生の自覚が求められます。
少し前に中学校の進路指導をご担当されているベテランの先生とお会いする機会がありました。その先生に上記をお伝えしたら中学校でも困っているとのことでした。それでも行事はやるべきとのことでした。
確かに『秋期は行事なし、受験一直線!』では他学年の生徒さんにもいい環境ではありません。だからこそ受験生としての気構えを根気強く訴求しているそうです。学校の先生方も同じ気持ちだったのですね。。。
最初に切り替え。行事は行事として目一杯楽しむ、その上で終わったら気持ちを切り替えることが大切です。ダラダラ思い出に浸って…は論外、終わったら早々に切り替える、これがポイントです。
次に気分転換。受験まであと半年、その間に息抜きも必要です。学校行事はいわば強制的な息抜き期間です。行事を楽しんでいる間はそちらに集中し、行事が終わったら切り替える、そこが重要です。
最後に思い出話は受験後に。人間の記憶は本当に曖昧なもので思い出となる記憶は精製されたものだそうです。行事が終わってすぐより一定期間を置いて振り返った方が良い思い出になるそうです。
私から見て3番目はどうも眉唾物に感じますが、そうすることによって気持ちを切り替える一助になるなら良いのではないでしょうか。いつまでもダラダラ、これは避けなくてはなりません。
これまで拝見してきた生徒さんも学校行事は思い切り楽しむ生徒さんの方が切り替えも早く、結果を出していたように感じます。それなら君も先輩方を見習ってみましょう。
もしここまで読んでも気持ちが切り替えられない中3生がいたら教室までご相談ください。今キミがやらなくてはならないことを分かり易く説明した上で今後どうやって行くか
の相談をしましょう。