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1174 部活、無くなっちゃうの!?

1174 部活、無くなっちゃうの!?

既に噂の域を出ている話なのですが、2024年8月現在で中学2年生の生徒さんが部活動を引退する時期にこてはし台中学校の部活動が全て活動停止になる見通しだそうです。

つまり、あと1年で中学校から部活動がなくなるそうです。私にとっても初めての経験であまり現実味がありません。それどころか、未だにその話は疑っているような。。。

しかし、すでにほとんどの生徒さんも周知のことで今更ひっくり返ることもなさそうです。部活動のない中学校、皆さんはイメージできますか!?

小学校と中学高校の大きな違い『部活動』『制服』といった声が上がるほど代表的なものです。しかし…だからなくすな、とは言えない状況です。なぜならそれほど現在の教育環境は逼迫しているからです。

従前教員の就労環境という面で論じてきましたが、今回は部活動がなくなった中学生に及ぼす影響という側面で話を進めていきましょう。

 

第一に自転車通学。まだ決定事項ではありませんが、こてはし台中学校は『自転車通学は部活動があるための補助手段』というスタンスです。部活のない日は『No自転車day』としています。

しかし、み春野から中学校まで約2㎞。これは困ります。春秋のちょうどいい天候ならいざ知らず、今年のような酷暑の中を30~40分歩くのは苦行です。危険が伴うと考えるべきではないでしょうか。

この点について詳細はまだ明らかになっていません。しかし学校や教育委員会が心ある判断をするよう切に祈っています。

 

第二は入試への影響。周知のとおり、入試内申点には学校のクラブ活動も加点要素になることがあります。『部長・キャプテンなら+1』『市大会で優勝なら+1・県大会でベスト8以上なら…』などの項目が学校ごとにあります。

残念ながら学外のクラブ(サッカーのユースや野球のシニアなど)活動では加点しない学校が殆どです。つまりそれらの加点をこてはし台中学校の生徒さんは一律で放棄しなければならなくなるのです。

これは厳しいことです。内申点1点がどれほど大きな影響を及ぼすかを考えると身が縮む思いです。例えば私立高校の併願推薦、たった1点足りなくても併願は受付けて貰えないことが多々あります。

様々な活動(部活動・委員会活動など)があればその中で加点要素を見つけて(場合によっては作って)要求点数迄引き上げることはします。しかし部活動の選択肢が最初から消されてしまうと。。。

 

他にも『縦の繋がりが希薄になる』『運動量の低下』など様々な悪弊が予想されています。これ、今からでも何とかならないものかと思っていますが現状では相当厳しいようです。

それならLS WILLは学習塾に出来ることをさらに徹底しなくてはならないと思っています。まだ時間があります。その中で出来ることを一つ一つ増やしていきたいと思っています。

 

こてはし台中学校では9月4・5日(水・木)に前期期末試験があります。試験に向けて万全の状態で臨めるようLS WILLでは強力にバックアップしていきます。

試験や受験に向けて不安のあるキミ、お気軽に教室までご連絡ください。