ここ数年、ずっと同じ美容室で整髪して貰っています。ご担当頂いている方も気心知れてフランクに喋っています。そのお子さん、今年は中学3年生、受験生で色々と質問を頂いています。
長子なので不安。。。と仰るので分かる範囲で情報をお分けしているのですが。。。肝心な受験校が分かりません。ご担当さんいわく『アタマ良くなくて困っていて。。。』『だから恥ずかしくて言えない』とのこと。。。
未だに『偏差値の高い学校は良い学校』『偏差値の低い学校は…ウ~ン。。。』という風潮が残っているのは残念です。そして学習塾がそれらを助長していることも。。。
多くの学習塾では『点数の取れる生徒さんは良い生徒さん』『取れない生徒さんは。。。』としているのも事実です。しかしそれ、私は賛同できません。何故なら私自身が点数を取れない生徒だったからです。
ちょっと脱線しかけているので話を元に戻しましょう。私は行きたい学校では良い・悪いの判断は出来ないのではないかと思います。それより『行きたい進路に向かって努力を重ねられるか』の方が大切だと思います。
仮に○○高校がAくんにとっては努力しがいのある目標・Bさんにとって努力できない or する必要がない進路としましょう。それは『○○高校はAくんにとっては良い学校』『Bさんには望ましくない学校』という見方ができます。
私は偏差値の高低で学校の価値を決めることには反対です。持ち合わせた条件や環境などが異なるのに偏差値での一律価値決定は無理もあります。
それより『自分が行きたいと思った高校に対して真摯に努力すること』の尊さを受験を通じて身に付けて欲しいと思っています。努力すれば叶うことを身に付けて欲しいと思っています。
高校受験を終えて教室を卒業する時、『まさかあの高校に行けるとは。。。』と感想を漏らす生徒さんがいます。それは塾の指導が優れていたのではなく、キミ自身が思っていた以上に頑張れただけです。
私の役割は勉強を諦めていた生徒さんに諦める必要はないことを知らせ、鼓舞することだと思います。そして一番嫌いな勉強でも頑張れるなら大好きなことは頑張れて当たり前と知って貰うことです。
どうやって勉強したらいいのか…と悩んでいる小中学生や親御さんに朗報です。LS WILLには8月の講習のみ受講する『季節講習生』というシステムもあるのでそちらも是非ともご活用ください。
正しい学習習慣を付けられる夏休みにしてほしいと思います。