夏期講習真っ只中、中学数学は多くの生徒さんが関数分野に進みました。ここに届いていない生徒さんもいますが、届いてなくては…というわけではありません。概ね計画進度に沿って進んでいます。
特に中学2年の生徒さんは一次関数に入り、より熱がこもっているように思います。そんな中、『センセ~、連立方程式をあれほどやったのは関数のためだったんだね。。。』と。。。
その通りです。連立方程式を素早く処理する力がなければ関数を解くのに時間が掛かってしまいます。そうさせぬために連立方程式を自在に操れる力をつけて欲しいと思って指導に当たりました。
『センセ~、“コレ”にこだわったのはそんな意味があったんだね。。。』、そうなんです。まぁ連立方程式を演習していた際も話したのですがあまり伝わっていなかったようです。仕方ないですね、やってみなくては分かりません。
小欄でもたびたび述べていますが、LS WILLは基礎に徹底的にこだわっていきます。一次関数を克服するための基礎の一つに連立方程式があります。その積み上げは無視できません。
勿論他にも必要な基礎力はあります。それらを含めて十分と判断できるまでの力を付けさせたいと思っています。
でも『基礎・基礎』って。。。そう思われがちです。しかしそこががっちり固まっていれば『発展』『応用』と言われる問題にも初見で対応することが出来ると思っています。実際先輩方は出来ていました。
今回このことを学んだ生徒さん、次に同じようなことが起こってもきっと乗り切れると思っています。例えば中3の因数分解。これは平方根の計算にも二次方程式にも、更には二次関数にも求められる力です。
それらを十分過ぎるほど磨き上げて中学数学を乗り越えて欲しいと思っています。
そして、数学に限らず苦手な科目が出来ている小中学生諸君、がむしゃらに進めることも大事なことですが一度立ち止まってみませんか!? もしかしたら欠落している基礎があるのかも。。。
それらから目を背けていては努力も結実しません。立ち止まり、振り替える勇気を持つことが結局は近道だと思います。
成果が努力に見合わないと悩んでいる小中学生や親御さんに朗報です。LS WILLには7・8月の講習のみ受講する『季節講習生』というシステムもあるのでそちらも是非ともご活用ください。
一つでも苦手をなくせる夏休みにしてほしいと思います。