千葉市は前期後期の二期制なのでこの時期は通知表への関心が低い時期です。しかし三期制の学校はそろそろ通知表が…内申点が…と気を揉む時期です。夏休みを前にしても気が晴れない、そんな声も聞かれます。
この話題、学習塾コラムの定番です。定期試験の結果がそのまま直結するわけではありません。そうなると試験対策以外にも内申点対策が必要になります。
それではまず『内申点とは何か』から述べていきましょう。内申点とは学校で学んだ結果やそのプロセスについて数値で評価するものです。多くの中学校は5~1の数値評価となっています。
定期試験の結果を内申点より重視する声がいまだに根強くあります。確かに定期試験結果は学力の判断・学習到達度を測る基準として大切です。しかし入試に直結する数値は内申点のみ、だからこれを軽視してはいけないのです。
千葉県公立高校入試では1~3学年の学年評定が内申点となって反映されます。つまり中学1年の内申点から高校受験に反映されるのです。それを中3のときに知ったら。。。取り返しのつかないことになりかねません。
もし、是が非でも公立高校に進学したいと思うなら中1・小6から高校入試に向けて取り組まなくてはならないのが千葉県のシステムになっています。この点は十分に注意してください。
その上で内申点を上げるために心掛けて欲しいことですが… すでに受験How to本などにごちゃごちゃと掲載されています。その中には私から見ても『えっ。。。!?』と思うようなことも掲載されています。
大切なことは2点です。『提出物の期限厳守』と『授業中に集中してノートを取る』ことです。他にも『授業中は先生から目を離さない』などがありましたがそれっておかしいような気が。。。
精神的なこと(「真面目に受講する」など)は数値化できないこともあり、評価には直結しにくい観点です。それなら提出物やノートなど目に見えるものをきちんとやる方が評価に直結しやすいようです。
また、テストの点は良いが、通知表評価が極端に厳しいケース、これは早々に手を打たなければなりません。出来れば中1からやって欲しいと思います。中3では手遅れとなりかねません。
これは何らかの要因(授業態度・提出物など)で減点されていると思われます。それが恒常化した中3になってから改善しよう…は手遅れです。気付いたとき、出来れば中1の早いうちに手を打つべきです。
評価をする先生方も人間です。先入観で評価してしまうことはないとは言い切れません。そうなる前に悪い印象を払拭するための行動を起こすべきだと思います。
言い換えれば中1の評価・通知表が高校受験に大きく影響を及ぼすのです。私立は1・2年には反映されないから。。。と思っていると3年になって思ったほど伸びなかった、そんなケースもよく見られます。
三期制の中学生は今回出される通知表をよく見てください。そして中学校の先生方から出されたメッセージを読み取ってください。改善が必要ならどうすべきか考える機会としても良いのではありませんか?
二期制の中学生は夏休み明けにある前期期末試験(こてはし台中は9/4・5です)に全力で向き合える準備をしましょう。ワークの完成計画・試験前のルーティンなどきっちりと組み上げて夏休みを迎えましょう。
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