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1152 えっ、理科社会??

1152 えっ、理科社会??

中学校の前期中間試験が終わってしばらく経ちますが、生徒さんから興味深い話を聞きました。言われてみれば納得なのですが、生徒さんが消化するにはちょっと難しいかも知れません。

『暗記型学習からの脱却』は主張され始めてから久しいのですが、それはどういうものなのか分かりにくいと言われています。その根拠が定期試験、特に理科社会です。

この科目は勉強方法が分からないとも言われがちです。それはどういった面があるのでしょうか。。。

 

理科社会の学習、この根底にあるのは事象を覚えること、つまり暗記です。論述式問題に対応できる力を求めることが文科省や教育委員会の指針にありますが、事象なしに対応は出来ません

つまり、英語の単語・数学の計算・国語の漢字、これに代わる理科社会の基本が一問一答問題になるのです。ここを省いていきなり論述対策は。。。

いや、出来ないことはないのですが、これには教員側の負担が大きくなりすぎて現実的ではありません。それならまず基本となるものを身に付けさせてから論述させることが効率的です。

入試でもそのような機運が高まった時期がありましたが、折悪く採点ミスが頻発してしまって立ち消え状態です。そうなると一問一答・短答対策を充実させることが入試には有効となってしまいます。

 

そして一問一答は理科社会の基本だと申しました。実はこれも記述対策になることをご存じでしたか? 2~3行記述であれば一問一答対策をみっちりやれば十分に効果があります。

方法は簡単です。単語カードなどを活用して『問題文⇒解答』を逆にして『解答⇒問題文』と導き出せるような習慣付けが出来れば。。。定期テストなどでは十分すぎる対策になります。

そしてもう一つ。一問一答カードを作ることで効率的に習得することが出来ます。読んだだけ・頭の中で、それだけでは不十分。手を動かして作業することにより十分な効果が得られるようになるのです。

 

 

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