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1114  2024年入試を終えて

1114  2024年入試を終えて

LS WILLの2024年入試が終わりました。今年の入試もいろいろと思うところ・感じるものがありました。決してこれまでと同じにならないところがこの仕事の難しいところ、そして面白いところです。

 

近年の傾向と同様、入試目前の入会が目立ちました。そうなると嫌が応にも付け焼刃的対応・目先の点数に拘る方法に舵を切らなくてはなりません。ここに綺麗ごとは要らないと思います。

だからと言って付け焼刃的対応を否定するものではありません。それにも相応の価値があるはずです。ただ、生徒さんには『これは付け焼刃』と知っておいて欲しいのです。

私は中学・高校受験がゴールという考えではありません。あくまで通過点です。それならそこで得た経験を今後に活かして欲しいと思います。そこで『付け焼刃ではいけない』ことに気付いてほしいのです。

よく当教室の卒業生から『高校受験は滑り込みだったから大学受験は計画的にやろうと思って…』『早めに準備するって大事なことだよね…』と。。。これを得られただけでも当教室での受験が活かされたと安堵します。

 

もう一つ、伸びる生徒さん伸び悩む生徒さんの違いが顕著に出た年でもありました。その違い、大きく見れば『我流か基本順守か』とも言えるように思います。

基本に忠実な生徒さんは『毎日学習計画に沿って』『勉強量の波をなくし』『分かっていることでもきちんと確認し』…等々ルールに沿った学習が出来ている生徒さんを指します。

これだけを見てもきちんと出来ていれば相応の結果が得られることが分かります。裏を返せばそれが出来なければ成果を得にくい、とも考えられるのです。

基本、ということからも分かるようにこれはどこの塾でも指導し、チェックすることだと思います。それが難しいと言われると厳しいですよね!? これらは前提としてあるべきものなのです。

幸いにして受験前の年末頃には全ての受験生が出来るようになります。これは当教室に限ったことではないと思いますが。。。💦 そうなれば後は伸び悩む心配が不要なので安定した結果が期待できます。

これらは非受験生、特に中学1・2年生にもよく見られる傾向です。しかし中3受験生の先輩方が変わってくる自ずと変わってくるのです。これは非常に興味深いことと思います。

 

準備の大切さ、基本の大切さは折に付け話すことなのですが、まだまだお伝えし切れていないのが現状です。これからも根気強くお伝えしていきたいと思います。

受験生の皆さん、お疲れさまでした。でも、本当のスタートはここからです。気持ちを新たに進んでいきましょう!