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1108 教科書改訂

1108 教科書改訂

小中学生、高校生の使用する教科書は5年おきに改定されます。それによって時代に併せたものになるのです。今春の小学生教科書改訂から来春の中学生教科書改訂と教材業界は暫く慌ただしい日々となります。

学習塾で使用する教材もそれに併せて改訂されます。これは教科書準拠教材を除いて大体1年前に大きな動きとなるのが通例です。昨年は小学生用教材が、そして今春は中学生用教材が大幅リニューアルされます。

昨今は冊子となっている教材に動画解説がつくものが多く、そちらの更新も大変なことになります。これ、しばらくは不具合が非常に多いのです。リリース予定が非常にタイトなためバグの検知などが追い付いていないそうです。

LS WILLでも動画解説を使っています。今春はこれらも改定される見込みです。新年度はただででさえ忙しいのに今春は不具合対応でも忙しくなるのでは…と覚悟を決めなくてはなりません。

 

LS WILLの前身の教室でも動画解説を使っていました。これは私の考える教室運営方針に合わなかったため、現在使っているものに切り替えました。ただ、これが全てではありません。

動画解説はあくまで補助的な役割です。これで理解できる生徒さんはそれで進めればいいし、それで納得できなければ十分な理解が得られるまで私が説明します。

よく『動画解説だけじゃ理解できないと揶揄(特に近隣他塾様より)頂くことがあります。しかしそれは的外れでは。。。!?

上記の通り、理解できなければ理解させられるような工夫をします。その上で将来的には動画解説だけで理解できる力をつけさせることも大切です。私はこれを勉強する力『勉強力』と考えています。

これ、意外と身についていない大学生が目立つと聞いています。それを高校進学までにきちんと習得しておくことも大切なことだと思います。

そして何より重要なこと。勉強力の定着『整理して考える』ことに繋がります。すなわち学習効果が上がる、ということ。効率的な勉強は忙しい小中学生に求められることだと思います。