新年早々からお祝い気分を吹き飛ばすように起こった能登半島地震、日本国内に留まらず世界中から注目を浴びました。そして発災から2週間3週間経っても生活インフラの復旧さえままなりません。
地形のために輸送路が限られ、数少ないルートが断たれると致命的なダメージを受けます。そしてこの時期の豪雪により復旧活動が制約され、避難生活も困難を極めているそうです。
そのようなニュースを毎日見ていて東日本大震災で被災された方の言葉を思い出しました。その方とは今でも細々とお付き合いが続いています。自然災害を考えるきっかけを提示して下さいます。
『地震や台風のような自然災害に遭うと家や車などの財産ってあっという間になくなります』『大事にしていたものが一瞬でなくなることって結構厳しいことですね。。。』
『でも、なくならない財産も結構たくさんあることに気付きました』『人と人との結びつきや信頼関係、これまで習得した技術や知識』『センセーが普段生徒さんに授けようとしている学歴だってそうですよね!?』
私はそれまで学力をつけることや志望校に進学することにそれほど深い考えはありませんでした。しかし巨視的に考えれば『勉強する』『志望進路に進む』ことも災害に備えることになるのでは。。。
能登半島地震をきっかけにこの言葉を思い出しました。そしてそれに付随するように『学歴は望む進路への邪魔はしない』という言葉も思い出しました。
今取り組んでいる算数・数学・国語・英語の勉強もそんな一面があるはずです。そう考えるとダラダラ取り組む姿勢を見逃すのはいけないことです。
勿論、過度の負荷をかけて厳しいだけの勉強は続きません。これは慎まなくてはいけません。しかし真剣に向き合わずに時間だけ潰すいい加減な学習態度…は是正できるような指導はすべき、と改めて考えました。