2024年が明けました。本年が皆様にとって光あふれる一年であることを祈念しております。そして新春早々に震災に遭われた方々及びご縁者の皆様にお見舞い申し上げます。
私は新年をゆっくりと自宅で過ごしました。思えばコロナ前には結構忙しい年末年始だったのですが、ここでも生活パターンが変わったなと実感しています。
新年に2つのことを感じました。一つは能登の地震でした。大学時代の同級生が石川県で教職についており、奉職している高校が避難所となったそうです。
幸い彼の自宅や勤務校にはダメージはなかったそうですが、学校が避難所になったために年明けの授業は全く見当がつかないとのことです。
私は仕事柄高3生のセンター入試(1/13・14)を心配しましたが、現地ではそれどころではありません。日々の生活、さらには生きることが最優先されるべきです。
もう一つ、正月恒例の箱根駅伝を見て色々と考えました。さほど一生懸命見てはいませんが、学生スポーツであること(つまり仕事の延長上です)や母校が出ていることなどを踏まえて。。。
本当に何気なく見ていたのですが、箱根で頑張った学生たちが立派だなと思うことがありました。それは自分たちが出場できた喜び・勝てた喜びより上記の能登での震災に対しての言葉を先に述べたことでした。
私は個人的に現代教育に対しては否定的です。しかし10年15年前の学生がこのような振る舞いが出来たかと問われれば難しいように思います。ましてや私たちが学生時代のウン十年前は。。。
こんな風景を見ているうちにこれからの日本は今までとは価値観の違う豊かさを求めているのかな…などと考えながら熱戦を見ていました。
ここから先は蛇足です。能登での地震に被災した同級生と話し、母校の箱根路での頑張りを見て母校への思いを新たにしました。そして改めて恵まれた学生時代を過ごせたことを感謝し直しました。
そして一人でも多くの生徒さんに『私の・ボクの学生時代は素晴らしい時間だったな』と思ってもらえるようなお手伝いをしていかねばと改めて思います。