column_archive_header_s
1082 現状を打開するには

1082 現状を打開するには

中学生の後期中間試験・2学期期末試験も終わった学校は多いようです。それぞれ受験本番や学年末試験までにどうすべきか考えている最中、ですよね!? 何も考えていないことはない筈です。

その中で『このままじゃ…』と強い危機感を持っているキミは恐らく何とか出来るのではないかと思います。その強い危機感こそが次への行動の原動力・起爆剤となるからです。

ただ、危機感を持ったままだと… 危機感には賞味期限があると思います。その賞味期限が切れてしまえばまた同じ反省を繰り返さなくてはならなくなります。ここに成長はありません。

 

危機感を持ったキミには次のステップをぜひ考えて欲しいと思っています。それは行動に移すことです。危機感が薄れぬうちに行動を開始し、それを習慣化できるようにしましょう。

基礎力欠如に気付いたなら毎日の学習に少しずつ基礎・基本を取り組む。学校ワークが終わらなかったら日々進める習慣をつける。それ以前に学習習慣がなければたとえ10分20分でも毎日教科書を開く、などなど。。。

何もない状態から新しいことをやろうとすることはとても大変で難しいことです。しかし今のキミには危機感という起爆剤があるのです。それをきっちり活かしてあげることが次に繋がるのです。

 

中学生にとって定期試験はとても大きな学習の場です。気付きの場、と言ってもいいと思います。今取り組んでいる学習方法が果たして正しいのか間違いなのか検証する場になるのです。

その中では多少の失敗も仕方ないと思います。但しそれを活かさずに何度も同じ間違いをしてしまうとそれは正真正銘の失敗となってしまいます。

 

これは大人になっても同じことです。そして大人になってからも生かせるものです。同じ失敗を繰り返さないためにその原因をきちんと理解すること。それが次への取り組みの第一歩です。