先日、あるプロスポーツのレジェンドOBが『練習を時間で区切るのはダメ』『出来るまでそれを繰り返して出来るようになってから次の段階に進めるべき』と説いていました。
これ、勉強と全く同じだと思いました。『まだ出来ていないけど時間になったから次の単元に。。。』では消化不良が積み重なるだけ。前の単元が出来ていなければ次の単元などできるわけがありません。
でも、これは皆さんの日常で当たり前に行われているのをご存じですか!? それが学校の授業です。学校の授業全てを否定するわけではありませんが、きちんと理解できていない・一定水準に達していないのに次に進まれては。。。
しかし、現実問題としてクラス30人全ての理解が一定水準に達するまで解説を繰り返すのは現実的ではありません。それをやってしまえば進捗計画の3割を終わらせるのが精一杯となってしまいます。
志を持つ先生の中にはそれを悔いている方もいらっしゃいます。しかし現実的には全ての生徒に最高のパフォーマンスを…と目指すのは難しいことなのです。
そしてそれは塾でも同じことが言えます。ただ、これを認識しているか否かで3か月後・半年後が大きく変わってくるように思います。認識していれば何らかの対策が打てるからです。
11月に入りました。現在LS WILLではその対策を講じるための準備を進めています。それが季節講習なのです。受験生ばかりがクローズアップされますが、非受験学年にも大切な時間になるのです。