column_archive_header_s
1060 高校・大学に進学する意味

1060 高校・大学に進学する意味

これ、小中学生にとって結構重要なことだと思います。特に勉強が嫌いなお子さんをお持ちのご家庭ではお子さんからしつこく聞かれて困った…というご家庭も多いのではないでしょうか。

かく言う私も進学や受験について親や学校の先生方を困らせた一人でした。なぜわざわざ嫌いなこと(勉強)をするために嫌いなこと(勉強、特に受験勉強)をしなくてはならないのか…と思っていました。

今でもこの手の質問を生徒さんに真正面からされると上手く答えられる自信はありません。実情が伴っていないのですから仕方ありませんが。。。

そんな話のさなか、昔恩師に言われたことを思い出しました。『学校は勉強をすること以上に友達作りをすることが大切だ』とことあるごとに指導を受けました。

私は公立中学から公立高校・私立大学と進みました。中学校の同級生はどうしても疎遠になりがちです。それに対して大学の友達は生活レベルが近いのでプライベート仕事上のやり取りなどもありました。

また、私の母校は教員を目指す学生も多いので今の仕事に直結しています。最近でも近隣の高校で入試担当の責任者に就任したクラブの先輩がいらっしゃいます。

この先輩はOB会の県人会でお会いする程度の関係だったのですが、関係業界とのことでご挨拶に伺ったので今後懇意にしてくださることと。。。

 

こんな出会いも大学に進学していなかったらなかった筈です。恩師の言う『友達づくり』はそんな意味なのだと思います。

勿論、仕事関係損得関係ばかりではなく、生涯付き合える友達を見つけるという意味もあると思います。それが一生の財産になるのではないでしょうか。

『人脈を広めるために進学する』とは一般的に言われている言葉です。もう使い古された感も否めません。しかし私のように勉強が何より嫌いだった学生にも進学すれば何かしらのプラスが生まれることは間違いないと思います。