千葉市立小中学校の後期が始まりました。節目となるこの時期、多くの小中学生諸君はこんなことを出来るようにしたいという気持ちを持っていると思います。
節目に目標を立てることは良い習慣だと思います。また、新たな目標を立てることで日々を一新することができます。それによってより新鮮な気持ちで挑戦することが出来るのではないでしょうか。
目標の立て方にはコツがあります。それが表題の『数値化・具体化』です。『勉強を一生懸命やる』より『毎日〇〇ページ以上勉強する』『漢字・単語を○○個覚える』『計算を○○個やって全問正解する』などがより良い目標だと思います。
客観的・主観的、という言葉があります。『今日はこんなにやったから…』と自分で感じても他者から見ると『今日はこれしかやっていないのに…』となってしまいがち、これが主観的です。
客観的な見方をすれば『今日は〇〇ページ進んだ』という事実は自分からも他者からも同じ評価です。それを積み重ねていけば差異なくゴールに近づけます。これが客観的目標です。
目標を立てるというと思い出すのはメジャーリーガーの大谷翔平選手です。大きな目標を立ててそれを細分化します。それをさらに細かくしていくことにより日々の過ごし方が決まってくるというものです。
現在の大谷フィーバーは殆どの方がご存じだと思います。その出発点が高校時代に作った目標達成シートであることを考えると目標を立てることの大切さが良く解ります。
キミは将来どうなりたいのか、現在地はどこなのか、それを明確にすることから目標づくりは始まります。そして目指す将来像に最短距離で辿り着くにはどんなルートが望ましいのか、じっくり考えましょう。