1050章で苦行のような漢字練習を止めませんか…? と述べました。これ、ちょっと誤解を生む表現だったと反省しています。伝えるべきことが的確に伝わっていなかったようです。
私はこの勉強方法は苦行だから止めましょう、としたわけではありません。この勉強方法は取り組む労力と成果が比例していないのでやめるべきだとお伝えしたかったのです。
苦行の様な勉強方法でもそれに成果があればいい勉強法だと思います。その代表例が計算です。計算演習は問題の消化量と正答率・速さは比例すると思います。
繰り返し取り組むことで成果が出るものは他に理科社会の一問一答があります。ただ、これも無駄という苦行を減らすなら一度単語カードやノートにまとめれば2度目3度目には気軽に取り組めます。
全て一律な対応で準備出来れば勉強は楽かもしれません。しかし科目特性や科目の中での分類で勉強方法は大きく変わります。
『ここはこうだったからこっちもこうやって…』として学習を進めることは時として大きな落とし穴にハマってしまう危険があるのです。そしてもっと怖いことは落とし穴にハマっていることに気付けないこともあるのです。
前章でも述べましたが間もなく通知表が発行されます。通知表はキミの力を客観的に分析した評価書でもあります。最近はアレですが。。。
年に2度のチャンスです。労多くして功少なし…と思ったキミはこれを機会に徹底的に原因究明してみたらどうでしょう。