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1049 今後の進め方は。。。?

1049 今後の進め方は。。。?

先日から秋の私立高校入試説明会が本番となりました。各校大きな変更を発表されています。入試はたとえ併願であっても最新の情報で臨むべきと再確認させられます。

その中で多少なりとも雑談のような脱線話も出るのですが、その内容が3校重複した内容がありました。2校の重複ならある話ですが、3校になると今年の・最近の入試傾向として見ても良いのではと思います。

その話、中学校の内申についてでした。昨今の内申点は軽すぎる得点力とは全く結び付けられないなどの話でした。そしてどの高校でも『中学校には言わないように。。。ここだけの話です』としたのも全く同じでした。

9科目オール5だと満点は45点、オール3だと27点になります。しかし最近は40を切る内申点はほとんど見なくなりました。それだけ生徒さんの学力が伸びて…というわけではありません。

 

相対評価から絶対評価に切り替わる際、千葉県教育委員会から目安として『3年間の評定は学年平均を95とするように』という指導が出ました。入試ではそれに沿って内申点も換算されたのです。

そうすることによって内申点のインフレを防ぎ、中学校通知表数値の適正化を計っていました。今、この制度はありません。そうなると中学校の先生は好きな成績をつけ放題です。

人情として中学校の先生も生徒さんも辛い評価をするより甘い評価を下した方がやる気も出るし人間関係も円滑になります。しかしそうなると通知表は評価の材料にはなりません。今はその状態です。

 

少し前までは『A高校なら学年順位で10位』『B高校なら学年順位15~20位』という見方もできました。しかし現状のこてはし台中学校ではそれは不可能です。『B高校なら1桁』『A高校は外部模試』としか言えません。

特に偏差値60以上の高校を目指すなら中学校は機能していないと言っても過言ではありません。学校の定期テストは…当てになりません。簡単すぎますからね。。。

なぜ定期テストのレベルがガクンと落ちたか、それは簡単です。難しくすると下位層の生徒さんが全く分からないからです。そうしないために簡単に得点化できる問題盛りだくさんの定期試験が作られるのです。

 

そんな現実が見えた時・実感できた時は次のステージに進む時期でもあるのです。学校内容だけをトレースしても受験対応は恐らく難しい、それに気付いたなら次を考えるべきです。

よく中3の夏になって学校を信じてやっていればいいと思ったのに…』と溜め息を漏らしながら入塾されるケースがあります。気持ちは解りますが現実は違います。

また、学校の内申が9科目40以上取れているのに外部模試では偏差値40そこそこだった、学校ではベスト10に入っているのに外部模試ではやっと偏差値50を上回った程度だった、そんな話も大袈裟ではなくよくあります。

そうならないうちに早目の対処が必要ではありませんか!? 対処は早ければ早いほどダメージが少なく済みます。もしあなたが中学1年で今回の前期期末試験の結果が納得できないなら動き始めるべきです。

 

 

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