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1047 試験が終わったら。。。

1047 試験が終わったら。。。

こてはし台中の前期期末試験が終わりました。皆さんはどのような感想をお持ちでしたか? 良かった・良くなかった、出来た・出来なかった、様々な感想があると思います。

中には『できたなのに。。。』という感想もあったと思います。これが一番問題です。自分ではやったつもりだった・出来た筈だった、でも結果は違っていた。。。これが続くと勉強への意志そのものが低減してしまいます。

よく聞く『間違った勉強方法』、今でもなくなっていないのは本当に残念なことです。これはどこに原因があるのでしょうか。

 

ここでは『個別指導塾が提案する学習方法』について述べていきます。個別指導ならではの強み、個別指導が陥りやすい落とし穴などについても触れていきます。

 

個別指導塾の教室運営を続けていると不思議に思うことがよくあります。その代表格が勉強方法です。結論から言うと『万人にとって正しい学習方法』『万人にとって間違った学習方法』は無いことです。

だからこそ皆さん各自が自分にとって最適な学習方法を早々に見つけてほしいと思っています。それが解らず右顧左眄(うこさべん:周りを見回し、迷うこと)することは無駄ではありませんが、時間が足りません

それなら早々にその手段を選択し、その方法に則って学習を進める方がより良い結果に結びつきやすいと思います。その際、注意しなければならないことが二つあります。

 

一つ目2種類以上の勉強方法を見つけること。勉強方法が1パターンだと苦手科目・苦手分野が多くなるように思います。2パターン・3パターンと身に付けておくことが偏り・漏れのない学習に結びつくようです。

二つ目目先の結果だけで考えないことです。どうしても目先の試験で方法を縛りがちですがそれは長い目で見ればプラスにならないことがあります。これは第三者の目・大人の眼が必要になります。

 

二つ目は少し解説が必要だと思います。例を挙げると『私は・僕は、数学の計算では途中式を書かない』『英語の長文は読まない』などなど。厳密に言えば英語・国語の長文は本文を読まずに解く方法もあるのですが、ここでは基本学習という意味からもそれは除外します。

途中式を書かない・本文を読まない、これは一時的に正解を得ることがありますが、真の学力を形成できますか?? 私は難しいと思います。一時的な正解の先にあるものに続く道を塞いでしまいます。

学習はあくまで基本があってその上に立脚するものです。基本から外れた学習方法で問題を浪費しても無意味です。

これ、特に中学1年2年時に陥りがちです。中1・中2の問題はそれでも解けてしまうからです。しかし中3・高校になってからは大変な苦労・後悔をします。

中3学習内容、受験対策の学習中1・中2学習内容(基礎内容)の上に立脚するものが多く見られます。それらは基礎ががっちりできていることが前提です。それが不安定ではその先に進めることは難しくなります。

中1・中2の時点でそれに気付ければいいのですがそうならぬことが意外にも多いように感じます。基本を習得せず我流のまま進んでしまうとその先はいばらの道です。

 

特に冒頭挙げた『取れた筈なのに。。。』と思っているキミはまず勉強方法から徹底的に洗い直す必要もあるのではないでしょうか。

 

LS WILLでは内部生全員に定期試験後の学習カウンセリングを行っています。そこで今回の取り組みに対して総点検します。『やってやりっぱなし』では試験前に真剣な思いで取り組んだことも無駄になりかねません。

生徒さん以外でもカウンセリングを受け付けています。問題用紙・解答用紙をご持参いただき、教室までお越しください。次の試験に活かせるヒントは必ずご提示いたします!