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1046 朝勉強会

1046 朝勉強会

こてはし台中学校の定期試験ごとにLS WILLでは朝勉強会を実施します。できれば全ての中学生定期試験で実施したいのですが、遠隔地通学などの場合は教室で勉強することが非効率を生むこともあるのでこてはし台中に限定させてもらっています。

これとは別に直近の日曜日にも自習会を行いますが、勉強方法・勉強内容がまるで異なります。直近入会の生徒さんにはまずここから説明しなくてはなりません。

 

日曜開放を含めた普段の学習ではじっくりと考えるもの瞬発力で解くものを織り交ぜて行うことが効果的です。これが上手にブレンドされると集中力が一段と増すように思います。

また、じっくりと腰を据えて取り組まなくてはならない問題は試験前にあらかじめ解いてあるか否かで成否が分かれると言っても良いでしょう。試験本番で初めて…では歯が立たないことが多いのではないでしょうか。

 

一方で当日の朝勉強会、これは非常に特殊だと思います。このような取り組みをしている学習塾自体が稀なので致し方ないとは思いますが。。。💦

当日の朝勉強会は全て瞬発力で解く問題、それに傾斜すべきです。じっくりと腰を据えて解くような問題に時間を取られるより漢字・単語・計算・一問一答系、これらに傾斜して取り組むべきです。

これらの問題は全て『知っているか否か』です。それらを浅く広く学習し、出来れば全範囲網羅することが理想です。見落としていれば補えばいいだけ、出来ているかどうかを確認しつくすことが目的です。

 

普段の学習が一点問題から十点問題までをくまなく網羅することに対し、朝勉強一・二点問題を漏らさぬために確認することが目的です。

そんな小さな問題のために…と思われがちですが、これが積み重なれば大変なことになります。それを軽視して良い理由はありません。きっちりと見直すことが本番への準備なのです。

 

また、『定期試験は入試本番の予行演習』が私の持論なのですが、本番直前で何を見直していいか分からなかったという話をよく耳にします。それ、そのまま当てはまるように思うのです。

私自身の経験談ですが、試験直前に見返した一問一答の問題がそのまま出ました。後日、入試結果を見た先生から『キミはよくあの問題に答えられましたね』とお褒めの言葉を頂いたことがありました。

言うなればただの偶然です。しかし試験で解答できたことによってそれは私の実力と認定されました。ある意味重荷にもなったのですが。。。

 

学力・基礎力・思考力・応用力、それらを鍛え上げることは学習塾の大切な社会的使命です。それと同時に『試験直前の悪あがきの仕方』についても伝授できたらと思っています。