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1045 丸刈り論争

1045 丸刈り論争

夏の高校野球が終わりました。これが終わるといよいよ夏休み明けが近付きます。ただ、今回の甲子園大会は様々な論争が起こりました。これにちょっとだけ触れたいと思います。

 

一番に挙げられるのは『丸刈りvs髪型自由』です。優勝校がこれまでの常識(とは言いにくいのですが…)を打破して髪型自由だったことも論争を助長する要因なのではないでしょうか。

旧来の没個性で一律坊主だった髪形、これはさすがに時代遅れに感じます。しかしだからと言って髪型何でもありとしてしまうのはやはり乱暴な論理に思います。ここが髪型自由論理を否定する側の意見の様です。

 

私自身、学生時代は短髪でした。周りも大して変わらない感じでした。時代が時代だから…と言ってしまえば元も子もないのですがそれだけが理由ではないと思います。

競技を始めたばかりの頃は髪の毛が長かったのですが、ある出来事を境に短髪派に転向しました。それは試合中不意に垂れ下がってきた前髪が邪魔で集中できずに負けてしまったことです。小学校高学年のころかな。。。

競技に集中したかったので『邪魔な』髪の毛はバッサリ切りました。それ以降髪の毛を伸ばす気にはなれませんでした。まぁ、私の髪質が天然パーマで伸ばすと手に負えないこともあるのですが。。。

 

もう一つ、髪の毛の長短で『個性的か没個性か』論争が絶えません。しかしそれは…極めて個人的な見解ですが無意味だと思います。髪の毛が短いから没個性…なのでしょうか。長いから個性を主張…していますか?

本当の個性とはそのような見せかけで表現できるものではないと思います。個性を磨くことは本質を磨くことに他なりません。それをただ単に髪の毛の長短だけで決めつけるのは暴論にも聞こえます。

 

上記の見解はあくまで私個人の見解です。しかし中高でスポーツをやっている諸君には十分に考えてほしいことです。ここできちんと考え、自分の意見をまとめることが今後の人生に大きく役立つのではありませんか!?

特に高校3年生は選挙権が得られる年齢になります。自分の考えを自分の言葉でまとめることは大切なことだと思います。