夏休み佳境ですね。今年は世界的にも史上最も暑い夏と言われています。熱中症予防の意味でも早寝早起きの習慣は今一度見直しておきたいものです。
私自身も朝の散歩(徘徊。。。?)の時間帯を7月から1~2時間早めました。さすがに眠さが残るのですが、不思議なことに身体は楽になります。太陽が上がってからの方が体力消耗が大きいことが分かります。
生徒さんの中にも部活動の時間帯が旧来より1時間~1時間半ほど早くなったという報告がありました。大変素晴らしいことだと思います。特に屋外の部活動はそれくらいの細心さが必要な時期です。
そしてこてはし台中生はあと1か月、ということを再度認識しましょう。言うまでもなく8月30・31日の前期期末試験のことです。夏休みの解放感に浸っていると目を背けがちです。準備はOKですか!?
中学3年生にとっては受験を左右する大切な試験です。これは言うまでもありません。受験生はこの夏の必死な取り組みの中、くどくどと述べる必要はないでしょう。
中学1・2年生にとっても大切な試験です。特に中学1年生はこの試験で前期の成績が決まります。これは何を意味するのでしょうか。
中学生の成績は中1から中3にかけて穏やかに下る傾向があります。つまり飛び出しの中1成績が3年間の成績を決める可能性が高いのです。それなら最初の通知表は出来る限りの対策を万全にする必要があります。
また、評価する学校の先生方も人間です。最初の成績が先入観として残ります。あとから追い上げて成績を整えること、最初から計画的に取っておくこと、内申対策はどちらが有効でしょうか。後者ですよね!?
ここからは試験対策に向けてちょっとしたヒントをお出ししましょう。
例年、前期期末試験はどの科目も問題量が増える傾向があります。その分問題そのものは易化傾向になっています。対策として必要なことは問題を解く速度、演習速度です。
夏休みにダラダラと勉強するのではなく、時間と目標学習量をきちんと決めて取り組むことがまず大事です。その上でそれを習慣化することで従来の学習習慣が強化されます。
学習の優先順位はまず学校ワークです。LS WILLでは夏休み前に試験範囲が提示されたらそこから取り組み始めるよう指示します。『まだまだ大丈夫。。。』とすれば夏休み後半が大変なことに。。。
学校ワークが終わったら教科書レベルの問題集(いわゆる『準拠教材』)に取り掛かりましょう。このレベルは解けて当たり前です。万が一間違えた・解けない、そんな問題が出たら徹底的に解き直しましょう。
夏休みって長いようで短い、これは私の実感です。でも夏休みに積み上げるものは他では補えないものです。だからこそ一日一日を大切に過ごしてほしいと思います。