LS WILLでは小中学生の勉強に留まらず、学びを提供しています。もっとも私の守備範囲内でのことでという条件付きです。

現在も『訪問学習指導コース』『日本語と漢字コース』を機能させています。訪問学習指導は何らかの事情で家庭学習をお手伝いするコース、日本語と漢字コースは外国出身の方に日本での読み書き基礎を学んでもらうコースです。

 

訪問学習指導コースのご用命は様々な背景があります。学校に行けなくなってしまうと近辺の学習塾にも行けなくなってしまう（友達と会ってしまいますから…）ようなケースでのご用命が目立ちます。

学力的にちょっと厳しいのかな…と思っていましたがそれは杞憂でした。ご家庭で基礎はしっかりとやっていたようです。そしてそのような境遇に陥ったお子さんたちは一様に『学びたい！』という意欲が強いことに感心させられます。

天気のいい日には勉強前の運動がてら散歩しながら話をすることもあります。あまり外出しない生活だったようで嬉々として歩き回る様子に親御さんがびっくりし、そして感動していました。

そして何より驚かされるのは自分を見つめる時間がちょっと長いせいか私が思っていたよりずっと大人でした。今勉強をやっているのは何のためか、自分の将来のためには何をすべきか、明確なビジョンを持っていました。

 

日本語と漢字コースは私にとって初の試みでした。でも生活の中で困ることが多いと言われたら…手伝いたくなりますよね！？ そんなように勢いだけで始めたコースでした。

たまたま学生時代・社会人になりたての頃にお世話になっていた方、今や日本語教育の第一人者となっていました。友達付き合いでフランクに何でも相談できる人なので『どうやったら。。。？』と相談しました。

『そんなのさぁ、簡単だよ。イイヅカちゃんが思ったとおりにやればいいんじゃないかな』とのこと。まぁその通りです。蛙の子は蛙と言いますが、塾人は塾人にしかなれません。それを貫ければいいのではと考えました。

基本的にマンツーマンでレッスンしています。それは私がまだまだ集団レッスンをすることができないからです。しかし副産物も生まれました。マンツーマンだと隙間時間ごとに雑談ができるのです。

私の若いころの話、彼らの祖国の話、お子さんの話、日本の学校教育の話などなどネタは尽きません。それを彼らは日本語で、私は日本語と英語のミックスでしゃべっています。

私は英語をコミュニケーションツールで使うのは旅行会社時代以来です。当然ものすごい錆がついていました。しかしある時、『センセー、英語上手くなったね！』とお褒めの言葉を頂きました。

英語は道具です。使わなければ錆びるのは当然です。しかし錆びてしまった道具だってまた磨いて使い始めれば何とかなるものです。

『人間死ぬまで勉強は続く』と言われます。このトシになってもまだほんのちょっとの可能性は残されていることを実感します。そして生徒さんに目を向ければどれだけの可能性があることか…

 

他にも休眠している講座はいくつかあります。音楽系ではピアノは無理ですが、ギターは年中募集中です。もし興味があったら声をかけて、教室まで足を運んでください。

この教室、学びたい気持ちが縁を繋いでくれる場所だと思っています。あなたの学びたいこと、教えてください。

 

 

LS WILLでは夏期講習受講性・夏期入会生を募集中です。この夏をキミが大きく変わる起点に出来るよう過ごしてみませんか！
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