時間管理と言ってすぐに思い出すのはスポーツなのは私だけではない筈です。中にはサッカーのように精緻な時間計測がない競技もありますが、今では野球だって『ピッチクロック』なるものがMLBに登場しました。
与えられた時間をいかに有効に使いきるか、その中でいかに最高のパフォーマンスをするかは競技の見どころでもあります。だからこそバスケットボールは第一クオーターより第4クオーター終盤の方が断然盛り上がります。
時間管理はこのように格好良いこと、盛り上がることばかりで使われる概念ではありません。生徒さんが嫌がる勉強における時間管理、受験における時間管理は学習塾が指導する大切な要素です。
『このプリント〇分で解いて』『この授業で〇ページまで進めて』『今週中に学校ワークの指定範囲を完成させて提出!』等々生徒さんにリクエストします。ふんだんに時間を掛けて良いのとはちょっと違います。
中にはのんびりした生徒さんもいます。最近は特に増えたように思います。入会当初は指定時間で解ききれない生徒さんが大多数です。しかしそれでいいのです。出来ないことを出来るようにすることも学習塾の役割だからです。
2023年春に卒業した生徒さんはいずれものんびり屋さんでした。しかし塾を卒業するころには下級生から『○○先輩みたいに早く解けないから…』と言われるほどに。。。
誰もが初めから早く解くことは出来ません。これは100%訓練だと思います。それならそれを常に意識して求められるスピードを身に付ける準備をすべきです。
これは塾で声掛けがあって…というだけではありません。家庭学習でも目標を持って取り組むよう指示します。学習速度は不断の取り組みで習得できるもの、塾だけの訓練よりも効果が出るのです。
そして大切なこと。学習塾にとって目指すべきものの一つである試験(学校定期試験から入学試験まで)は全て時間によって切られます。問題が分かっていたとしても時間内に解けなければ評価されません。
それなら試験テクニックとしての時間管理術も日頃から意識してもらえるようにしなければなりません。『解る問題から解いていく』『最初に試験問題全体に目を通す』などはよく耳にしますが果たしてどれだけの受験生が実践できているのか。。。
腰を据えてじっくり問題に向き合うことも大切です。しかしそれだけでは片手落ち。てきぱきと解き進める時間管理の感覚を常に持つことも大切です。
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