こてはし台中学校では修学旅行や職場体験など楽しみにしていた行事が終わって現実に連れ戻されたのでは…? その象徴が前期中間試験です。
この週末、どのように過ごしますか? この週末の過ごし方次第で試験結果は大きく変わってきます。出来れば有意義に過ごしたいものです。
一方で『これまでの試験では気ばかり急いてしまって何も手につかなかった』というご意見もよく聞きます。それでは試験前最後の日曜の過ごし方についていくつかの例を上げましょう。
最初に目を向けたいことはワークです。まだ半分しか進んでいなくて…という人も結構多いと思います。試験日までに終わればいいと考えているかもしれませんがそれは違います。
ワークは一度やったら終わりではなく、繰り返し取り組みたい課題です。特に台中生は『ここから多く試験に出題されている』という現実を考えればやり残しや未消化があることは歓迎できません。
特に数学・国語はワークからの出題率が非常に高いので二度三度やることが理想的です。それだけで相当な点数になるなら『やらなければ損』ぐらいの意識を持ってもいいかもしれません。
かなり以前の話ですが、入塾前は全くワークをやらない生徒さんがいました。学力的には劣っていないのですが如何せん。。。入塾後は『まずワークを完成させて試験対策』と計画を立案しました。
彼、当初は斜に構えていましたがワークが進むことに快感を覚えたようで最終的には自力で完成させた科目もありました。試験結果は…従来最高点の185%というとんでもない点数を勝ち取ってきました。
『塾で勉強したから伸びた』と見るより『ワークをやり切ったから伸びた』と見るほうが妥当でしょう。その上で得点する技術、各単元のツボを一つずつ抑えた結果も相まっての結果だと思います。
『今まで勉強は諦めてたんだけど、それって間違いだね』とのこと。その通りです。高校までの勉強に才能は不要です。正しいやり方に沿って素直に取り組むことこそが求められる素養なのです。
試験前、ワークが完璧になった人は次の基本事項として『漢字・単語・理社一問一答』をきっちり確認しましょう。特に漢字は試験直前までチェックできる単元です。しかも覚えているかどうかで得点が決まります。
これは私の体験談です。私が大学を受験した際に直前に確認した漢字が出題されました。2問も。。。これってラッキーなのかなと思っていましたが、そういった話は結構耳にします。
つまり、やっていれば可能性がある・やらなければ可能性はゼロ、ということです。それならやった方が良いですよね。たとえ一夜漬けと言われようが得点という結果になった方が良いに決まっています。
基本事項の確認は意外と時間がかかります。また、小間切れでやるとかえって面倒で漏れも生じます。それなら直前の日曜にまとめて処置することも一手段です。
最後は『解けなかった問題・分からなかった問題・間違えた問題』です。これは学校ワーク・普段使いの問題集など全て含めます。特に数学・英語で多いと思います。キッチリと向き合うことが大切です。
これ以降では腹を据えて…という時間が取れません。場合によってはその問題を捨てなくてはならなくなります。そうする余裕があればいいと思いますが、大半の生徒さんはそうなっていない筈。
この演習においてはまずプライドを捨てましょう。解答解説を見ながら解く・テキストなどを遡って解く、必要なら教えて貰いながらもOKです。解き方そのものを暗記してしまう方法も効果的です。
ここまでガッチリ出来れば理想的です。一方で『そんなにやらないとならないの!?』と感じる人も多いかも… しかし上記は全てやれば効果があるものです。これは万人の認めるところでしょう。
上記にある通り、高校生までの勉強は『正しいやり方で指定範囲を完遂させること』で必ず結果が出ます。思った結果にならないのはやり方が悪いかやっていないかです。それなら…やるべきですよね!?
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