いよいよこてはし台中学校の修学旅行です。この3年間は行事直前までできるかどうか不安な日を過ごさねばなりませんでした。そういった意味では今年の中3生諸君は幸運です。心行くまで楽しんでほしいと思います。
しかし、その翌週には前期中間試験です。そんな中で楽しみにしていた修学旅行が楽しめないという声も聞かれます。気持ちは理解します。この試験は高校入試に大きな影響を与えます。でも…
私はこの修学旅行は目一杯楽しんでほしいと思います。3年間の中でも特に印象深い思い出になる行事ですから試験のことは一旦脇に置いて友だちと過ごす時間を楽しんでほしいと思います。
私は恐らく皆さんの数倍・数十倍は修学旅行に行っています。これは学生としてではなく仕事としてです。私は学習塾業界に参入する前に旅行会社に奉職していました。小学校から高校、一部専門学校まで様々な修学旅行に添乗しました。
そんな中で色々な先生方のお話を伺う機会がありました。超進学校、と言われている高校の先生に伺った話はとても印象的でした。
『修学旅行を目一杯楽しもうとする生徒程受験最終盤で伸びるんです。きっと修学旅行の楽しい思い出が原動力になっているのだと思います。』
非常に説得力のあるお話だと感服しました。確かに進学校ほどそういった行事を楽しもうという傾向があるように感じます。他の機会にはなかなか楽しめない、それなら学校行事を目一杯楽しもうという気持ちだと思います。
先生の話は続きます。『反対にホドホドに楽しんだような生徒は後を引いてしまってなかなか気持ちの切り替えができないようです。いつまでも旅行気分では困るんですけどね。』
先生のお言葉はいちいちもっともだと得心しました。目一杯楽しめば気持ちも逆に振り易くなり切り替えも上手くいきます。そうでなければ切り替えが難しいことも道理です。
だからこそ受験期にあたる修学旅行は目一杯楽しむことが正解だと思います。その上で終わったら気持ちを早々に切り替えていくことが大切なのです。
こてはし台中3年諸君、キミたちはここ3年間修学旅行に行けなかった先輩たちの分まで楽しんでほしいと思っています。その上で旅行から帰ったら早々に気持ちを切り替えて次の行動に移ってほしいと思います。
LS WILLでは中学校定期試験対策講座を受け付けています。こてはし台中学校・四街道西中学校・上志津中学校、私立中学校など万全な対策を行い試験に臨める準備をご提案します。