こてはし台中学校の定期試験が近づいてきました。3期制の私立中学校は1学期中間が終わって期末に目を向け…という時期です。今年度最初の『勉強しなくちゃならない時期』ですね。。。
試験が終わると良きにつけ悪しきにつけ反省が出ます。生徒さんから出てくる反省の弁は本当に胸を打ちます。これほど頑張ったのだから…と私が口にしそうになります。それは止めなくてはなりません。
しかし、その弁が言葉だけで終わってはいけないのではないでしょうか。一週間・10日間と経つと元の姿に戻ってしまい、気が付くと次のテスト、そんなことだって稀ではありません。
表題は以下二つの言葉を比べてキミの普段を考えてほしいのです。
一つ目は『のど元過ぎれば熱さ忘れる』
二つ目は『治に居て乱を忘れず』
キミはいずれのタイプですか!?
これ、私自身に対して自戒の念も込めて考えたいと思います。多くの人は『のど元過ぎれば~』ではないでしょうか。ある意味健全です。しかし忘れて良いことと悪いことがあるのではないか、これは検証しなくてはなりません。
試験対策という熱さは忘れてはいけないものです。その中で試験直前の勉強では対策しようがないものもたくさんあります。それらを見つけたら日頃からコツコツと積み上げれば次回の試験は変わってきます。
『治に居て~』は中国の古典『易経』からもたらされた言葉です。反対の時節も考える、と解釈されがちですが、『何もない時でもいざという時を常に念頭に置く』と解釈すべきでしょう。
中高生にとっていざという時は試験です。これはある意味予定に組み込まれているので入念な準備ができるはず、そこから逆算することだって難しくはありません。
しかし誠実に向き合うことは言葉でいうほど簡単ではありません。また、中高生は色々な誘惑の多い時期です。それらに打ち勝って…というのは難しいかもしれない。でもスケジュールを効率的に組めば不可能ではないと思います。
これから定期試験に向かう中高生諸君は『遅くなった。手遅れだ!』と諦めるより今日これから試験まで真剣に取り組むことを考えましょう。そしてその反省を次に活かしましょう。
試験が終わった中高生諸君、今回の結果に満足しきっているならそれをきちんと継続させることが大切です。そして少しでも後悔があるのなら次回同じ反省を繰り返さないような対策を今日から計画しましょう。
私は教室で常日頃『同じ反省を繰り返すな、それは成長していない証』と話します。この教室で頑張る生徒さんには日々少しずつでも伸びてほしいと思っています。
そして同時に私自身に対しても『同じ反省を繰り返させるな!』と念じています。そのためにどんな観点が必要か、どんなシステムが必要か、どんな手間が欠けていたのか日々自問しています。
LS WILLでは中学校定期試験対策講座を受け付けています。こてはし台中学校・四街道西中学校・上志津中学校、私立中学校など万全な対策を行い試験に臨める準備をご提案します。