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1007 最適な勉強法、とは???

1007 最適な勉強法、とは???

世の中には『この勉強法が最適です!』『これが最新の勉強方法です!』と喧伝する塾や予備校、参考書や問題集が溢れています。どれが一番いい勉強法なのか判らなくなりますよね!?

学校の先生方『このやり方が一番!』とする先生、『いやいや、それじゃダメでしょ!?』と力説する先生がいらっしゃって混乱します。これが原因で先生不信に陥った生徒さんがいることも私は知っています。

LS WILLも例外ではなく、様々な勉強方法を『これが一番!』と折に付け列挙しています。ただ、列挙している時点で一番ではないことを自覚しているのですが。。。

 

結論から申し上げますと、どれが一番と論争する必要はないに思います。厳密にお伝えするとどの方法にも一長一短があり、万人に対して最善と言えるものはないと思います。

だからこそ、この方法! と決めたらそれに忠実に完遂させることが大切です。そしてそれと同等に大切なこと試験後の振り返りです。よかった点悪かった点をよく見直し、次回に向けて改善するのです。

次回に向けての改善、が全く違う勉強法になることもあります。しかしそれは何も生まないわけではありません。『この方法は私には僕には合わなかった』という経験が財産になるのです。

それらを繰り返し行うことによって入試本番に向けてどのように勉強方法を確立していくかが大切なことなのです。これを『PDCA(plan do check action)』と言います。

勉強方法の合う合わないは『生活サイクル』『性格』『目標点』など様々な要素で変化します。私の学生時代は『目に見える結果が欲しかった』ので『無地ノートと極太ボールペン』を使いました。

ノートの消費量、ボールペンの減った量で勉強量を可視化したのです。ノートは1週間に3冊、ボールペンは週1本を自らのノルマとして課しました。それは私にとって効果があったのだと思います。

罫線の入ったノートでは書くことに意識が行き過ぎて進まないと思いました。また細書き~標準書きのペンではさすがに減りが分かりません。そんな中で思いついたのが上記の方法です。

結果として受験期間は書くこと(特に漢字)に困ることもなく乗り切ることができました。でもこの方法はきちんとした字を書きたい、きれいなノートを作りたいと考える受験生に勧めることは出来ません。

自分にピッタリ合った学習方法を見つける、そのプロセスが中学・高校の定期試験対策なのではないでしょうか。

 

ベストの勉強法はない、ではワーストの勉強法は??

これ、実はいくつか挙げられます。上記にある『自分に合う勉強法』の反対にある『自分に合わない勉強法』もその一つですが、もっと悪い勉強法は…!?

2つ挙げます。

一つは『計画性のない勉強法』、これは上記に挙げた『PDCA』を省いて行き当たりばったり・その場しのぎ、もっと厳しく言うとその時の気分でやる勉強です。これでは計画性もなく、範囲を完成させる見込みもつきません。

二つ目は『中途半端』です。途中までAプランでやっていた、でも面倒になってBプランに変えた…では上記にある『忠実に完遂』は出来ません。時間的なロスも大きなものになります。

ただ、『間違えてるって気付いたんだからそれは正さないと…』という気持ちも理解します。だからこそきっちりとした計画を立てなくてはならないのではないですか!?

 

塾や予備校、学校などでは『この方法以外の勉強法は認めない!』と仰る方もいます。しかし私はそれには反対です。自分の成功体験(背景も性格も目標も違うのに…)を押し付けるだけです。

幸いLS WILLには『勉強方法』というクローゼットにたくさんの引き出しがあります。その中から自分に合うサイズ・色・デザインの洋服(つまり勉強方法、です)を探しましょう、というスタンスです。

 

こてはし台中学校の前期中間試験まで1か月を切りました。すでに勉強方法は定まっていると思います。その計画を地道に忠実に成し遂げてほしいと思っています。

 

 

LS WILLでは中学校定期試験対策講座を受け付けています。こてはし台中学校・四街道西中学校・上志津中学校、私立中学校など万全な対策を行い試験に臨める準備をご提案します。