千葉市の公立小中学校が二期制に移行してからかなりの時間が経ちました。その間は見直しなどが行われていたそうですが、問題点・課題個所の改善にはまだ至っていないように思います。
二期制は三期制に比べて学校教員の負担が減ることが最大のメリットと言われました。中学校・高等学校では定期試験が5回から4回に減ります。それ以上にこれは小学校教員も含めてですが通知表が3回から2回に減ります。
これらの事務処理はかなり膨大な資料を処理する必要があるため学校教職員の働き方改革には有効です。しかし反面では生徒側の負担増が改善されていないように思います。
1年間で学習しなければならない総量が同じならそれを5回の試験で計るのか、それとも4回か…大きな差だと思います。単純計算で1回の試験範囲が25%増となるのです。
また、多くの中高生は試験範囲発表になってから試験対策を行います。これ、5回の時も4回の時もほとんどの学校が1週間~10日前にならないと確定しません。
これは学校の授業が1週間でどれだけ進められるかがかなり流動的なので仕方ないことなのですが… しかし試験対策にかける時間が全く同じで量的に25%違えば成果もそれなりに違ってくるのではないかと思います。
定期試験ばかりではありません。通知表評価についても年に3回確認できるのと年に2回確認できるなら3回確認できた方がより有効です。通知表は先生からのメッセージ、それを確認できる機会が減ることは小中高生にとってマイナスです。
LS WILLでは6月14日(水)にあるこてはし台中学校の試験対策講座提案書を連休明けに配布します。範囲が確定していなくてもできる対策があるからです。早めに対策すればそれだけ入念な準備が可能になります。
以前、他塾からの転塾で入会した生徒さんから『センセー、テストまでまだ1か月以上あるよ!?』との指摘。しかしその時点でも週1回の科目なら4回しかできないと諭したらハッとしたようでした。
皆さんが思っている以上に時間は早く流れます。それを見越した準備をしなくてはなりません。
LS WILLでは中学校定期試験対策講座を受け付けています。こてはし台中学校、私立中学校など万全な対策を行い試験に臨める準備をご提案します。