毎年2月、公立高校入試の直前になると中学3年生の目の色がまた変わります。もちろん冬休み前には受験モードに変わっています。しかし併願の私立入試を終えて公立入試目の前になるとさらに変わるように感じます。

私立入試を終え、私の言っていることの真の意味が理解出来るようになったからでしょう。教室内での言葉一つ一つを真正面から受け止めてくれる実感があります。

この時期になると私の中には二つの感情が生まれます。一つは逞しくなった生徒諸君の姿を頼もしく思う気持ち。もう一つはこの姿になるまでこんなに時間をかけてしまうほど低い私の指導力｡｡｡

確かに私立入試という大きな壁を乗り越えることによって生徒さんは大きく成長します。そこで一皮むけ、大きくステップアップする生徒さんもたくさん見守ってきました。

しかし、それがあと1ヶ月・2ヶ月早く変身させられたら｡｡｡もしかしたら生徒さんの未来は大きく変えられたかも知れません。そう思うといたたまれぬ気持ちになります。

 

後悔ばかりでは生産性がありません。今は生徒さんと同じ方向を向いて、生徒さんを信じて、そして生徒さんに信頼してもらって全力で頂点に駆け上るサポートをしていきます。

 

ガンバレ！ 受験生！