サッカーワールドカップが終わりました。日本代表は健闘空しく望んだ結果とはなりませんでしたが我々の慌ただしい年末に一服の清涼剤のような清々しさをもたらしてくれました。
教室内で日本代表戦の話題になったのは『三苫の1ミリ』、これはちょうど図形の範囲を進めている生徒さんが『球の断面』について確認している最中でした。テキストの図では水平に切っていたものを横にすると。。。
その生徒さん、実際にサッカー部でした。味気ない勉強が実学に変わると興味を持てることがあります。そのきっかけになるといいなと感じます。
もう一つ私が感じたこと、それは長友佑都選手の『BRAVO!』です。私の仕事の一つに『良いところを見つけて褒め、改善点を指摘する』ことがあります。しかし改善点の指摘に終始してしまいがちです。
そんなモヤモヤを抱えていた中、ワールドカップでの長友選手の明るく勇ましい声が。。。彼のBRAVOは誰かの良いところを・・・ではなく、声をかけた相手の存在そのものに対して贈られているように感じました。
人間はどうしても欲張りがちです。今日できるようになったことは明日できて当たり前、そのように考えてしまいます。しかしそれは間違っていたように思います。昨日できるようになって『BRAVO!』なら今日できても『BRAVO!』ではないでしょうか!?
その上で各論だけの視点ではどうしても鼻についてしまいます。だからこそ巨視的に、存在そのものに『BRAVO!』とすべきではと感じました。
恐らく、生徒さんは(特に受験生は)私が思っている以上に真摯に頑張っています。だからこそさらに負荷をかけるような言葉は掛けるべきではないと思っています。今後はその上に『BRAVO!』と賞賛を贈れるように心掛けねばと思いました。
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