学習指導はテレビCMで流れているような“すぐに分かったとなるもの”は極めて稀です。多くは1コマ丸々、場合によっては数週間・数ヶ月かかるものもあります。
その間は指導する内容に矛盾があってはいけません。当たり前ですが。。。
例えば『Aコース』『Bコース』二通りの指導法があった場合は途中でコース変更をしてしまえば生徒さんの混乱を招きます。
片方のコースが攻略できて初めて別コースでも解けること、その際のポイントの指導をします。片方が理解できているだけにもう片方への理解も早くなる傾向があります。
先日、生徒さんから『あっ、この問題はここを隠すんだよね!?』と言われました。見てみるとその生徒さんが苦労した算数の文章題。私は『こことここを隠してまずこの数字に注目!』という指導を繰り返しました。
『センセー、注目! は!?』その問題、何とかクリアできそうな雰囲気で私も嬉しく思いつつ、私の口癖を指摘されて照れ臭い気持ちになりました。
その問題、類題を含めてきちんと解けるようになり、生徒さんも大いに自信を持ってくれました。『苦手範囲』が『分かる範囲』になり、やがては『得意分野』に変わってくれることは心強い限りです。
私が学生時代師事した先生は『先輩に教わったことをそのまま後輩に伝えなさい。自分流のアレンジは厳禁。』と諭されました。結果としてその先生の口癖までが似るようになりました。
そんなことを思い出させてくれた嬉しい出来事です。簡単に分かるようにはならない、だからこそそれを克服してくれたときには指導している側も嬉しく感じるのです。
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