先日、ある教材会社様主催の勉強会に出席した際の話です。私はそういった勉強会に出席するたびに教室内でちょっと困っていることを事細かに相談しています。
その折は演習処理速度が遅い生徒さん、つまり解く速さがなかなか上がらない生徒さんについて相談しました。勿論、あれやこれやの教材のお勧めはあったのですが。。。
その上で現在やらせている内容について説明しました。指示内容とは『新聞の切り抜き記事に対して要旨を作る』ことです。これはかなり昔から受験業界で取り上げられている演習です。
これは演習処理速度だけではなく、読解力・語彙力・構成力など様々な要素が求められる演習です。しかしデメリットも幾つかあります。
デメリットとは、時間がかかること・新聞を定期購読しなくてはならないことなどが挙げられます。効率を第一に求める受験勉強では時間のかかる演習は敬遠されがちです。また、昨今は新聞を取らないご家庭も増えています。
しかし、講演された方は『本当はそれを積み重ねることが一番良いこと。本当の力が付くと思います』とのことでした。その上で言葉を続けられました。
『よくその方法が採れましたね。ご家庭からのバックアップもありがたいことですね。』とのことです。聞くと上記のデメリットが周知されている中でご家庭の理解はなかなか得られないという声もよく聞かれるそうです。
実のところ、私自身も過去にこの方法を提案しても採用して貰えないことは幾度もありました。やれば効果があることは明かなのですが、ご家庭のご理解・バックアップ無くして採用できない方法なのです。
受験勉強に限らず、学校以外では学べないこと・塾でなければ学べないことがあります。それと同時にご家庭で習得すべきものもあると思います。それらを機能的・有機的に結びつけていくべきなのです。
古典的手法、と一蹴するのは簡単です。しかしその中に真実が紛れ込んでいるとしたら・・・ それらをもう一度拾い上げて検討することも大切なことです。
LS WILLの冬期講習特典!
①入会金(21,600円)無料!
②必ず使う教材進呈(小学生には計算・漢字のドリル4冊、中学生にはテスト対策に必須の教科書準拠教材5科目分!)
そして何よりの特典は『キミの頑張りを結果に繋げます!』