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910 受験に必要な力とは

910 受験に必要な力とは

建前抜きに話せば、生徒さんが学習塾に通う目的『志望する進路を勝ち取る』ことです。それ以外にもあるとは思いますが。。。

関門をくぐり抜けるためには求められる力があります。高校受験を例に話を進めていきましょう。

 

高校受験は当日得点内申点など中学校生活を通して得た点数の合算値で合否を判定します。だからこそ普段の生活も自らを律する必要があるのです。

内申点などの中学校生活を通して得た点数には『内申加算』として特別活動(部活動や学外のサークル活動など)や生活態度、出欠状況も加味されます。

私個人の見方(と言うより、中学高校時に感じていたこと、ですが。。。)は特別活動も生活態度も進路決定のためではない、と思っていました。今もその考えは変わりません。しかしそれが現実なら受け止めなくては。。。

一方の当日得点、これは間違った対策を取りがちです。特に公立高校入試は奇抜な問題を解ければ合格』とされがちですが、これはナンセンスです。点数を稼ぐ『べき』ところは他にあります。

見方を変えてここは絶対に落とせないところ、言うまでもなく基本問題です。ここで点を落とせばそれを取り返すのは大変です。奇抜な難問が1問解けたとしても基本問題を2~3問落とせばマイナスなのです。

また、基本問題はただ解けば良いという気楽なものでもありません。意識しなければならないことはスピードです。ここできちんと時間を貯金しなくてはなりません。そうしないと時間のかかるものに手を付けられないからです。

数学の計算系問題と一行問題、英語国語の言語系問題、理科社会の一問一答系問題は時間との勝負です。これは普段の演習から常に意識、もっと言えば時間計測で演習することがポイントだと思います。

これらで時間を貯金できれば数学関数・図形などの融合問題や確率などの新傾向問題英語国語長文、理科社会の記述問題や融合問題に時間を大きく割くことができます。

特に国語は例年作文の問題が出題されます。しかしそれを全くの白紙で試験を終える受験生の何と多いことか。。。作文は例年12点、全く白紙の解答用紙を見ると多くの場合は時間切れが原因ではないかと言われています。

 

高校受験だけを見ても基礎力の大切さだけではなく、それを処理するスピードが問われていることが分かります。これは一朝一夕には身に付きません。普段の学習から意識することが大切です。

 

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