こてはし台中学校3年生の後期中間試験が終わりました。これから結果回収・進捗確認・弱点の確認とその補強方法の検討など、学習塾としてやらねばならぬことが生まれます。これらを次の学習計画に盛り込むことも大切な仕事です。
一方で生徒さんは・・・? 受験生と言えど試験が終わった開放感は少なからずあるはず。それに乗じて2~3日くらい・・・そんな余裕はないことを・・・は大丈夫ですよね!?
実は学校定期試験で一番大切なことは試験後の点検ではないか、最近その思いが強くなっています。確かに試験前の取組みは大切です。それがなければ反省も確認も成立しません。
しかし一方では試験後の反省にいつも同じ反省をする生徒さんが一定数いることも事実です。特に入塾間もない生徒さんは顕著です。同じ反省をさせないことも私の大切な仕事だと思っています。
一つ反省点が改善できた、そうすると次の課題が見えてくる、そしてその課題も克服して・・・と積み重ねていけば点数は伸びていくはずです。それが進歩・成長なのではないでしょうか。
塾での授業、試験後にはゆっくりと進めたいという気持ちは押し殺さなくてはなりません。試験前とは幾許か雰囲気を異にしますが、ダラダラとお喋りしながら・・・はありません。一日一日が勝負だからです。
そして学校定期試験は学習塾側からすればあくまで予行演習です。塾にとっての本番は入学試験だからです。そして『予行演習で上手く対処できなければ本番でそれ以上のことは出来ない』ことを理解して貰います。
殆ど全ての生徒さんが受験ゆえに通塾しているのであればその願いは絶対に叶えたい、それなら予行演習である学校定期試験も適切に振り返ってもらい、分析しなくてはなりません。