この数年はマスク着用が当たり前の生活になりました。今年の中学3年生は中学入学時からずっとマスク生活です。私自身、生徒さんがマスクを取ってしまうと顔が分からないのではと心配しています。

そんな中で政府主導の脱マスク政策が議論されています。思うところは皆さんおありかと思いますがいかがでしょうか。

 

ただ、学習塾運営に当たってはまだまだマスクは必須ではないかと思います。根拠は幾つかありますが、現状ではマスクなしのwithコロナはまだまだ迎えられそうにありません。

マスクを外せない一つ目の理由は室内であること。学習塾という特性上、室内運営は当然です。これは生徒さん方にも理解を得やすい視点ではないでしょうか。

もちろん、換気は十分に行なっています。空調・換気扇・サーキュレーターを用いた換気とその数値を計測する計器で監視しています。それでも感染リスクはゼロではありません。

二つ目は『2メートルの距離』を確保しきれないこと。脱マスクの条件に2メートルの距離を保つことが挙げられますが、それは難しいのでは｡｡｡

解説時（わたしが生徒さんと話すとき）はアクリル板設置で対処出来ますが、生徒さん同士のじゃれ合い等を完全に無くすことはちょっと酷です。夏の高校野球で優勝した仙台育英の監督先生が仰っていたように『青春って密なので｡｡｡』を踏まえればお分かり頂けると思います。

三つ目の理由、これが最大の理由ですが『受験生が新型コロナ罹患することを最大限防ぐため』です。これは受験生でなければ良いのかという議論になりますが｡｡｡

秋を迎えた受験生は休めない行事、見逃せない説明会などが目白押しです。今回行けなかったけど次に･･･等と言えないイベントもたくさんあります。

また、後遺症についてもまだはっきりと分かっていないことが多いという点も危惧する理由です。一部には記憶力の低下も報告されています。これは･･･受験生や今後勉学を重ねていく小中学生には大問題です。

これらの理由からLS WILLではまだまだマスクのご協力をお願いいたしますのでご了承下さい。併せて入室時の手指消毒・検温も実施していきます。

 

現時点でわたしの考える脱マスク生活開始の条件は新型コロナウィルスへの治療薬開発がなされたときなのかな｡｡｡

 

ただ、このままマスク生活が･･･と言う危惧もしています。生徒さんに話を聞くと体育の時にさえマスクを外せない生徒さんが多いそうです。新型コロナ罹患が怖いのではなく、別の理由で｡｡｡

『中学女子はさぁ、もはやファッションだよね！？ マスクをしていると可愛く見えるじゃん！』 それ、不健全な考え方だと思います。でも当面は仕方ないのかな｡｡｡そんなことを考えています。